東山奈央のニューシングル「door」が7月26日にリリースされた。タイトル曲は、TVアニメ『シュガーアップル・フェアリーテイル』第2クールEDテーマになっている。
昨年9月にリリースした3rdアルバム『Welcome to MY WONDERLAND』は、幻のテーマパークを舞台にエンタメに特化した作品だったが、今回のシングルでは「大人へのシフト」をテーマにしている。カップリング曲の「SLOW MOTION」、初回限定盤・通常盤に収録される「living」とアニメ限定盤に収録される「オーダーメイド」の新曲4曲について、たっぷり話を聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY 塚越淳一

自分の心に素直にやったことを
みんなも面白がってくれたらいいな

――TVアニメ『シュガーアップル・フェアリーテイル』の第1クールを見て、どんなことを感じていましたか?

東山奈央 物語以前に、世界観が美しいと感じていました。おとぎ話の中にいるようなタッチで、作画の色彩も明るくキラキラしているなって。最終話まで絵がずっときれいでした。シャル・フェン・シャルもかっこいいし、アン・ハルフォードちゃんはきれいだし、飯塚晴子さんのキャラクターデザインが本当に素敵でした。
砂糖菓子の表現もきれいで、透明感とかキラキラした輝き、繊細さを絵で表現できるんだ!と驚きましたし、品評会のシーンは芸術を見ているかのようでした。

――映像は本当に美しかったですよね。アンも前向きに突き進んでいきました。

東山 そうですね! お母さんが亡くなり、一人ぼっちからスタートして、そこから仲間が増えていく。何度も夢を挫かれても立ち上がって頑張っているアンを見て、周りが応援したくなりチームができ、少しずつ夢を叶えていく姿が頼もしくて、勇気をもらえました。

――EDテーマを歌うお話を聞いたときは、いかがでしたか?

東山 実は第2クールのEDテーマになることは、第1クールが始まる前から伝えられていたんです。
第1クールの最終話を見た方はわかると思うんですけど、シャルが連れ去られてしまうんですよね。1つの夢を叶えたと思ったら、大きな存在を失ってしまう。アンの夢を叶えるため、シャル自らが取引をしてアンの元を去ってしまうんですけど、そんな重大なところから始まるので、EDテーマは優しく包み込むような、未来は温かくて、自分を待ってくれているんだよというメッセージ性を込めたいなと思いました。でも実は最初、そういう物語の経緯(第2クールがどこから始まるかなど)を知らなかったので、サビの“行く先を失くしても”が、あたたかな曲調のわりに重く聴こえてしまったんですね。せっかく心地よく曲を聴いてくれていても、歌詞がドーンと重たく感じてしまうかもしれないから変えたほうがいいのではないかと、ディレクターさんに相談したんです。でも、物語の流れを説明いただき、「なおちゃんの声で、行く先を失くしても大丈夫と語りかけてくれたら、みんな安心すると思うから良い歌詞だと思うよ」と言ってくださって。
実際歌わせていただいたら、物語とすごくフィットしていたので、良かったなぁと思いました。

――希望に溢れている歌詞の中で、唯一と言っていい陰があるところでしたからね。今回「door」というタイトルですが、ドアって、変化やわからないところへ飛び込むようなイメージがあるワードだと思っているんです。このタイトルについてはいかがでしょう?

東山 アンちゃんは色んな扉を開けていく子だと思うんです。見知らぬ人と出会い、見知らぬ場所へ旅をしてっていう新しいドアの連続なので、そういう作品にピッタリ寄り添った言葉だと思うし、私自身も今回は歌手として「大人へのシフト」というテーマを掲げていたんです。

――そうだったんですね!

東山 それもディレクターさんが考えてくださって。


ディレクター 「door」を発注しているときから、シフトというテーマを歌詞にしてほしいとお願いしていたんです。だから、アンは苦難を乗り越えるけど、前向きに乗り越えるだけではないという部分を強調してほしかったし、東山さんが年齢的にちょうどいいところにいるので、それも反映してほしいと。そのやり取りをする中で、今回のシングルは「大人へのシフト」をテーマにしようと自然になっていきました。

東山 「大人へのシフト」というのは「door」だけでなく、シングル全体でのテーマにもなっているので、まとまりのあるものになっているんです。前作『Welcome to MY WONDERLAND』が遊園地をテーマにしたアルバムで、にぎやかで、エンタメの一番楽しいところまで突き詰めて考えていたから、それが一段落して、私も別の方向へシフトしていこうと考えていたんです。だから、今までのてんこ盛りな作品とは違う、引き算というところも考えて歌わせていただけるような音楽性のものにもチャレンジしているんです。


――アルバムからの流れで、今回のシングルがあるんですね。

東山 私のシングルは毎回4曲の新曲を収録しているのですが、これまではどの曲もあえて音楽ジャンルをバラバラにしていたんです。でも今回は「大人へのシフト」というコンセプチュアルな1枚になったので、1枚通して同じ空気感が漂っていて、心地いい感じが、私の中であります。

――引き算という話ですが、「door」のボーカルもすごく素直に、ストレートに思いを伝えている感じがしました。

東山 作り込むより、ありのままの心地良い声音で、のびのびと歌っていく感じでした。ラジオで初解禁したとき、「東山奈央って感じの曲だ」という感想がたくさんあって、私のイメージがみんなの中で生まれているんだなと思いました。
「聴いていて、多幸感に包まれる」とか「未来が輝いていて、悪いものではないなという気がして元気になれる」という感想もあって、伝えたい空気感が、真っ直ぐみんなに伝わっているんだなとわかりホッとしましたね。

――“大好きな場所は きっと光で輝いてる”という歌詞もありますが、東山さんも新しいことを始めるときは、“きっと”楽しいことがあるんだ!と思って始めるタイプですか?

東山 そんなことはなかったと思います。むしろ私の原動力は「不安」にあると言っても間違いじゃないくらいです(笑)。最近は変わってきて、自分の願望や好奇心に基づいて動き出せるマインドに、それこそシフトしていきましたけど、これまでは不安と自信のなさが私を突き動かしていたんです。今のままではダメだとか、これではとてもじゃないけど人前に立てないとか。でも、そうやって努力している過程も不思議なことに楽しかったですし、頑張っている自分も嫌いではなかったので、別にネガティブなことばかりではなかったんです。この曲も、キラキラ楽しい!ばかりで歌っていても響かないなと思って、テイクを重ねていく中で試行錯誤はしました。みんなにハッピーな気持ちになってもらいたいから、思い切りハッピーを盛り込んで歌ったテイクもあったんですよ(笑)。でもそうじゃなくて、まだちょっと不安だけど勇気を出して一歩踏み出そう、って弱さと戦っている歌のほうが、聴いていて勇気づけられるんじゃないかなって。その方向で歌ってみたらしっくりきたんです。きっと、どこかで弱さを感じている私だから歌っていい楽曲なんだなと、そのときに思いました。

――基本は陽な声だけど、どこか憂いがあるようなところが曲調にもマッチしているのかもしれないですね。作・編曲の黒川陽介さんは久々ですよね?

東山 以前、私がやらせていただいていたラジオ番組の中に出てくるオリジナルキャラクターのキャラソンを書いてくださったんです。そのときの楽曲コンペに本来はあまりないことなのですが、私も参加させていただき、私が良いと思った曲が、黒川さんの曲であることが多かったんですよね。そして今回のシングル表題曲でも楽曲コンペをやらせていただいたんですけど、私が選んだのがたまたま黒川さんの曲で。何か心に惹かれるものがあるんです。実は「SLOW MOTION」もコンペで、名前を知らされずに選んだら黒川さんの作曲でした。

――どこに惹かれたんですかね?

東山 音楽で感じたことを言葉で表現するのってすごく難しいんですけど、感覚で良いと思ったんですよね。

ディレクター 「door」のときは、かわいいって言っていました。

東山 そうだそうだ。確かにかわいいって言っていました。最初のコーラスが本当にきれいで、世界へいざなってくれる感じが良かったし、かわいい感じは、アンちゃんが一歩ずつ頑張っていく姿に重なったというか。繊細な感じとかわいい感じが合っていると思ったんです。

ディレクター 最初のコーラスは、妖精の囁きのようなイメージでもあるんです。

東山 それがおとぎ話っぽい感じで、きれいに聴こえたんでしょうね。ふわ~~~って感じで、自分の曲なのにずっと聴いていたいと思うんですよ。自分で歌った照れとかも全然なく、聴いていたくなる曲です。

――個人的に、“(一緒なら)どんな色になる?”のところで、“一緒なら”のあとに声が重なるところが、すごく良い演出だなと思いました。

東山 それはレコーディングのときに、声を重ねてみませんか?と私が言ったんだと思います。重ねるのが大好きなので(笑)。それで、ここでやったらいいんじゃないかという話になったんだと思います。

――ここはお気に入りです。

東山 ありがとうございます。私は2番のAメロもお気に入りなんです。ベースの音がよく聞こえてきて、1番とは雰囲気がかなり変わっているんですよ。私はこの曲の本領発揮は2番からだと思っているので、そこは聴きどころだと思います!

――ボーカルも、後半へ行くに従って気持ちがこもっているような感じがしますしね。そして歌詞にちなんだ質問です。“誰もひとりじゃない
だから探せるんだ”とか、“君とドアを開けるんだ”という歌詞がありますが、東山さんは誰かがいるから頑張れるとか、誰かのためにやることが前へ進む力になったりしますか?


東山 そうですね。いつもそうだと思います。みんなに楽しんでもらいたいから頑張れるし、みんなはどう思うかな?っていうのが頭の中にありました。もちろん自分がしたいことをしてきてはいるんですけど、まず最初に考えることがそっちだったんですね。「自分がやりたいこと」と「みんなが興味を持っていること」が重なるところを探していたというか。でも今はもう少しラフに、これ面白そうだなとか、やったことがないからやってみよう。ダメだったら次は違う角度でやればいいよね、という感じになってきているんです。ソロ活動のチームのみなさんもチャレンジを一緒にしてくださるので、そこは気楽になれたというのはあります。これまでの遊園地テイストの活動から一気に方向転換するのも怖くないって思えたし、今の自分の心に素直にやったことを、みんなも面白がってくれたらいいな~っていう時期にシフトしてきているのかなって思います。

今年はカフェ声優として生きていきたい
――シングルのカップリング曲として全形態に収録される「SLOW MOTION」は岩里祐穂さんが作詞をしていますが、どんなテーマで書かれたものなのですか?

東山 シングルが夏発売で、振り返ると夏モチーフの楽曲ってあまり歌ってこなかったなと思ったんです。「ネバギバ音頭」という変わった曲があるんですけど、あれは音頭とは言っていても一年中聴ける電波ソングなので(笑)。夏っぽい曲を作ることがスタートでした。色んなタイプの夏曲があるけど、透明感、海の青さを感じられるような曲にトライさせていただき、夏の刹那的な一瞬を切り取ってみました。でも不思議な曲で、取材で話す機会をいただけても、上手に説明できないんですよね。歌詞も岩里さんとは綿密にやり取りさせていただき、岩里さん自身も色んなチャレンジをして作詞をしてくださり、小説のような美しい言葉の並びになっているんですけど、掴みどころがないというか……。

――実はそれは感じていまして。確かに掴みどころがないんですよね。

東山 でもそれで良くて、そうお願いしていたんですよ。具体的な夏のストーリーを描きたいわけではなく、具体的な登場人物も出さず、ただ夏っぽいジメジメした空気感や、海や夕暮れの美しさという空気感を行間で伝えるだけの歌にしたいと。そういう絶妙なお願いをして書いていただいているんです。

――“何もかもを抱きしめ 変わりつづけてゆくことを 怖れないで”というところは、唯一メッセージになっているのかなと。

東山 そこだけですよね。まさにここが私たちのディスカッションポイントで、そこすら煙に巻いて空気感だけでいくことも考えたんですけど、ここまできてから、Dメロで少しだけメッセージを入るのがメリハリになって、心に残るかもしれないと思ったので、そこに引っかかってくれて良かったです(笑)。

ディレクター 印象派の映画みたいな感じで作った曲であり、文学的な感じなんです。最初はもっと文学的な要素が盛り込まれていたんですけど、相談しながら今の形になっています。その人の持っている経験と照らし合わせることで、幾通りものストーリーが描ける曲になったのかなと思います。

東山 「君」というのも、男性なのか女性なのか、友達なのか恋人なのか、家族なのかもわからないくらい、聴いてくださる皆さんに委ねる曲になっています。

――初回限定盤と通常盤に収録されている「living」は、これまでにない曲ですね。

東山 私、今年はカフェ声優として生きていくつもりなんです(笑)。これは自分のラジオでも言っていて、コーヒーを豆から挽いて楽しんでいるんです。この曲は今回のシングル制作の最後に生まれたんですけど、どういう曲を作ろうかと夜な夜なディレクターさんと長電話をしたりしていて、そのときにコーヒーが好きな話をしたら、「カフェミュージックみたいなのはどうですか?」という話になり、そこから生まれた、ボサノヴァの曲になっています。

――なるほど。そういったジャンルの曲もやってみたかったのですか?

東山 聴くのは好きですけど、歌うとなると、恐る恐るではありました(笑)。ソロだけでなく、350曲以上キャラソンを歌ってきた中でもボサノヴァは通って来なかったので、私の中にボサノヴァのリズム感があるのか、はたまた声質に合っているのかまで含めて挑戦だったんです。だから、大人っぽい声に聞こえるとは思うんですけど、わざとそうしたつもりはなく、ありのままで歌ったら、こういうしっとりとした歌声になったというだけというか。

――ボサノヴァのシンガーというと、日本だと小野リサさんが有名ですよね。

東山 まさに小野リサさんの曲はいっぱい聴きましたし、こうやって歌いたいな~って思っていました。実際にレコーディングで歌ってみると、いつもの私の声質だとあまりノれなくて、自然と声が低くなっていったんですよね。ボサノヴァに即した発声ってあるんだろうなと思いました。

――この曲では歌詞も書いていますね?

東山 カフェミュージックというのが急遽決まったので、作詞はどうしましょうとなったとき「コーヒー好きなんだから自分で書いてみては?」って提案され、まさかそんなことを言われるとは思っていなかったんでガガガガーン!って(笑)。私、作詞は下手したら2ヶ月以上かかることもあるので……。だから「2週間で」と言われたときは、無理かも!ってなりました。そしたらディレクターさんに「なおちゃん。大人へのシフトだよ!」と言われ、それが後押しになりました。やるしかない、と気合を入れましたね。2週間ちょっとで書きあげました。

――2週間は越えちゃったんですね(笑)。

東山 はい(笑)。でも、1サビの歌詞はすぐに書き上げられたんですよ! “かららからっと”というのは、実際に豆を挽いていてコーヒーミルからこういう音がするんです。実体験に基づいて書いているので、生粋のコーヒー好きの歌になったと思います。 あと“奏でてみる?”もミルとかけていたり、“愛が膨らむ”も豆が膨らむ様子をイメージしたりしているんです。

――このサビは韻も踏んでいるし、すごく良いと思いました。でも、お湯を注いだときにコーヒー豆が膨らんでいく景色まで描いていたんですね! これはカフェで聴いてみたい。

東山 ゆったりできると思います(笑)。好きが高じてできた曲になりますね。

――アニメ限定盤収録の「オーダーメイド」は、『シュガーアップル・フェアリーテイル』の劇伴も手がけている椿山日南子さんが作詞・作曲・編曲を担当されていますが、椿山さんは、ワルキューレでもお世話になっている作家さんですよね。

東山 もう大好きなんです! ワルキューレの「唇の凍傷」は本当に大好きだし、ほかの声優アーティストの方に提供されている椿山さんの曲も好きで。

――ピアノからストリングスまで、ものすごいですよね。

東山 壮大ですよね! カップリング曲ですけど、みんなびっくりするんじゃないかなっていうくらい素晴らしい曲で、歌詞も頭から終わりまで終始メッセージが美しくて、「え、ずっと素敵……!」って思いました。「何でこんなに素敵な言葉が生まれてくるの!」って。

――“鼓動、それは砂時計 命を削り、生きかた訊ねる”とか、素敵です。

東山 1つ1つの言葉が響きますよね! 私が好きだったのが、“昨日、それは風見鶏 明日次第で見え方が変わる”で。風が吹くままに、自由な心で、目の前のことに向き合っていけたら、自分にとって悲しかったかもしれない昨日までの出来事が、意味のあるものに思えるかもしれないという、優しいメッセージだと思ったんですね。それは直近の自分の出来事とも重なって、すごく響いてしまって……。ものすごく悲しい出来事があったけど、それもきっと自分にとって意味のある出来事なんだろうと思うことができたんです。歌っているときもそう思えたし、時を経て、色んな人に響く歌詞になるんじゃないかなって思いました。

――そんな新曲たちが収録されたシングルが発売されましたが、もうすぐリリースイベントがありますね!

東山 8月5日(土)に兵庫エリア、12日(土)に東京エリアでリリイベをやらせていただきます。兵庫エリアは人数制限なくご覧いただけます。先月は仙台に行かせていただいたんですけど、久々に色々な場所に会いに行けるのが嬉しいです。お渡し会もありますので、ぜひ初めての方も気軽に遊びに来ていただけたらな、と思います!短い時間ですけど、充実した時間を皆さんと過ごせると思うと本当に楽しみです。いい夏の思い出を一緒に作りましょう!

●リリース情報
「door」
東山奈央
7月26日発売

■mora
通常/配信リンクはこちら
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【初回限定盤(CD+Blu-ray)】



品番:VTZL-228
価格:¥3,520(税込)

【通常盤(CD)】



品番:VTCL-35359
価格:¥1,430(税込)

<CD>
01.door
作詞:矢吹香那 作曲・編曲:黒川陽介
02.SLOW MOTION
作詞:岩里祐穂 作・編曲:黒川陽介
03. living
作詞:東山奈央 作・編曲:長谷川智樹
04. door Instrumental ver.
05. SLOW MOTION Instrumental ver.
06. living Instrumental ver.

<Blu-ray>
オフィシャルクラブ『虹のわっか』会員限定ライブ「にじかいっ!! vol.3」ダイジェスト映像(約60分収録)
①OVER!!
②夜光
③あした会えたら
④off
⑤Wonder Love
⑥Mode Style
⑦冷めない魔法
⑧さよならモラトリアム
⑨ガラクタフルワールド
⑩未来YELL!

【アニメ限定盤(CD+DVD)】

品番:VTZL-229
価格:¥2,200(税込)

<CD>
01.door
作詞:矢吹香那 作曲・編曲:黒川陽介
02.SLOW MOTION
作詞:岩里祐穂 作・編曲:黒川陽介
03.オーダーメイド
作詞・作編曲:椿山日南子
04.door TV size ver.
05.door Instrumental ver.
06.SLOW MOTION Instrumental ver.
07.オーダーメイド Instrumental ver.

<DVD>
東山奈央 スペシャルバラエティ番組 「なおぼう、エレクトーン弾くってよ」

関連リンク
東山奈央オフィシャルサイト
http://toyamanao.com/