
キスマイ北山が痛恨ミス「昇格をドブに捨てた」、ジュニアも「北山死すやな」とバッサリ
今回は「七味唐辛子」をお題に、特待生昇格試験に特待生3級の北山宏光(Kis-My-Ft2)、名人7段の千原ジュニア、俳句集出版を目指す永世名人の梅沢富美男が登場。秋のタイトル戦王者の北山は自身の肖像画を見上げながら「まぶしいっすね!」と大はしゃぎだったが、プレッシャーも感じているようで「逆にちょっと緊張しますね」。
<現状維持>
七味爆破夜鷹蕎麦へと沈む蓋
Kis-My-Ft2 北山宏光
「七味唐辛子をかける時に蓋が緩かった実体験があって。 "七味爆破"って言い方で、そのまま蓋が飛んで蕎麦の底へどんどん沈んでいく瞬間を切り取ってみたんです」

梅沢は「私も"七味爆破"の句も考えたんですよ。これいいね!」と絶賛。しかし、ジュニアは北山のタイトル戦優勝句「スマホ死す」句を引き合いに「七味爆破って、この間の"スマホ死す"に引っ張られているような。そこの是非ですね」。夏井いつき先生も「"爆破"の是非」という全く同じポイントを指摘して「さすがに大げさですよ」と"現状維持"を告げると、北山は「うわー、そっか。俺、調子乗った」と苦笑い。
夏井先生は「永世名人が何か一言アドバイスしてくれると思ったんですけどね。ここ褒めるか? むしろ、おっちゃん(梅沢)を下げたいくらい!」と大呆れ。しかし、北山の句は「中七、下五は良くできていますね」と褒めたたえ、「助詞"へ"と、動詞"沈む"の使い方、最後にちゃんと"蓋"も残っていて本当に描写がうまいんですよね。普通にやれば、この面白味だけで十分やれるんですよ」。

<添削後>
七味振れば夜鷹蕎麦へと沈む蓋
MCの浜田雅功が「(七味を)振ったらええねん!」と声を上げると、先生は「その通りです! 普通に"七味振れば"って書けばいいだけ。"爆破"とか書くから悪目立ちする」と添削。「1ランクアップをドブに捨てたってやつですね」とバッサリ。ジュニアからも"スマホ死す"に掛けて「"北山死す"やな」とツッコまれていた。
ドヤ顔→顔面蒼白→最後は引きつった笑顔、梅沢の七変化にスタジオ大爆笑
続いてジュニアは「手袋のまま割る箸の乾いた音」で名人8段に1ランク昇格。最後は「自信ありますよ。これは私にしか詠めない俳句です!」と自信満々の梅沢が「富美男のお手本」を披露。
<掲載決定 残り11句>
黒七味蕎麦に振り込む義士祭
梅沢富美男
「赤穂浪士のお話ですよ。
梅沢は「どうです? 知ってました?」とドヤ顔。そして"掲載決定"が告げられると、ご満悦の表情。夏井先生は「上手いですね! まず"黒七味"のアップから"蕎麦"が出てくる。どんな季語でもある程度俳句にはなるけど、よく思い切って"義士祭"を持ってきた」とベタ褒め。さらに「蕎麦を食べていて七味を振って、あれ今日は義士祭りの日だったなとふと心によぎる。そこに季語を認識する心があるわけですから、それだけで俳句は十分に味わえてしまう」とお褒めの言葉のオンパレード。
一方で衝撃の事実が判明。先生が「"義士祭"は歳時記では春の季語になっていることが多い。泉岳寺が春の行事としてやっているので」と梅沢の意図した冬ではなく春の季語だと指摘すると、梅沢は満面の笑みから一変して顔面蒼白に。しかし、先生は「春の季語だったとしても味わいは変わらない」と査定に変更がないことを告げ、「そんな心配した顔をする必要はない」と温かいお言葉。
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さて、次回11月25日のお題は・・・

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