夏井先生が不満たらたらの小籔千豊を笑顔でバッサリ「"苺"だけ使えました!」
今回はケーキ屋さんの写真で「最後の一個」をお題に、ランキング戦に小藪千豊、高橋克実、平井理央、藤真利子が参戦。全員が才能アリ経験者とあって、ハイレベルな俳句が続出した。まず、藤真利子が「母老ひて濡れ傘杖に苺買ふ」で惜しくも凡人3位、平井理央が「鼻に汗最後のグミを舐める吾子」で才能アリ2位。最後は「自信ないです。こんなに居心地の悪い番組はない...」と青ざめた顔の高橋、「(FUJIWARA)藤本さんとか、(千原)ジュニアさんが(俳句作りで)木々を見たり、カッコつけてるんですよね。でも、僕もそちらに行きたい!」と気合十分の小籔が激突。
<才能ナシ最下位>
前の人頼む!頼むな!ラス苺
小籔千豊
「(お題の)写真見た時に、これしか思いつかなかった。ケーキ屋さんに何人か並んでいて、だんだんイチゴのケーキがなくなって行って。僕は『頼む!(イチゴを)頼むな!』って、いつも思っているんですよ。ラス1と掛けたんですけど」
才能アリ1位を獲得したのは高橋の「梅雨夕焼タイムセールへ駆ける父」句。
<添削後>
苺ケーキ残り一つの列にゐる
先生は「俳句は淡々と場面を描写するだけでいいんです。"ラス"とかでごまかしてはいけない! 他の言葉も全くいらない!」と添削。元の句の原型が全く消えてしまった小籔は「何にもないですやん...」と文句をつけたが、夏井先生は「"苺"だけ使えました!」と笑顔でバッサリ斬り捨てていた。
「段位を上げたい!」キスマイ千賀が"ロンサムジョージ"句で有言実行
特待生昇格試験には名人4段のKis-My-Ft2・千賀健永、5段の立川志らく、句集出版を目指して「永世名人のお手本」を披露する永世名人の梅沢富美男が登場。春のタイトル戦では予選落ちした千賀は「タイトルも獲りたいけど、やはり段位を上げたい!」と初心に帰って自信作を披露。
<1ランク昇格 名人4段 → 5段>
雷声や絶島のロンサムジョージ
Kis-My-Ft2 千賀健永
「ロンサムジョージは亀なんです。絶滅したピンタゾウガメの最後の一匹なんです。それを最後の一個と掛けました」
名人5段に1ランク昇格し、有言実行を果たした千賀は「やったー!」と大喜び。夏井先生は「ここまで発想を飛ばした是非はあるかもしれませんが、企みはとても良い!」と大絶賛。
その後、志らくが「清貧の菓子屋青簾(すだれ)に忌中」で名人6段に1ランク昇格。梅沢は「言の葉や追えば消えゆく夏の蝶」でボツとなった。
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さて、次回16日のお題は・・・
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