指原莉乃と麒麟・川島明が出演し、アピール下手ゆえに伝えきれていない魅力を本人の代わりにアピールする「100%!アピールちゃん」。1月17日放送回は元バレーボール女子日本代表の大友愛に密着。エースアタッカーとして活躍し、一度は引退したが、長女を出産後に再び現役復帰。2012年のロンドン五輪では28年ぶりの銅メダル獲得に貢献した。現在は長女(15)、長男(7)、次女(6)、三女(4)の4人をパワフルに子育てしていた。
大友は184センチの長身をかがめて自転車に乗ってスーパーに買い物に出かけ、「petit(小さい)という私の愛車です。
長女が2歳の時に現役復帰し、離れて暮らしていた当時はVリーグや日本代表の遠征や合宿で1か月以上帰れないこともあり「一番子どもに手をかけなきゃいけない時に、長女の側にいてあげられなかったのが心残り」と後悔を吐露。「大事な時に長女の側にいてあげられなかった。入学式も運動会も行けていないし。自分が産んだのに月に1回しか会えないとか。そういう状態で『母親』って言えるのかな...」と赤裸々に語った。
現在、中学3年生になった長女は身長182センチの恵まれた体を生かしてバレーボールに打ち込み、全国大会で優秀選手に選出される逸材に成長。しかし、部活が忙しい長女が家でゆっくり休めるのは年末年始の時ぐらいだという。さらに4月からは高校生になり、再び親子離れ離れの生活に。
「きっと本当は側にいてほしいだろうし、近くにいてあげられなくて申し訳ない...」
そんな母親の後悔を知った長女は「そんなこと思ってたんだ。良い意味で自分はそんなに気にしてないので。後悔しなくて大丈夫です」「掃除とかご飯とか作ってくれたりして感謝しています」。
その言葉を聞いた大友は「オリンピックでメダルを獲ったことが、今も正解なのかは分からないですけど。でも、今の言葉を聞いて報われたというか、うれしい気持ちですね」
一方、夢に向かっているのは長女だけではなかった。弟や妹たちは世界大会で優勝した父親の柔道家・秋本啓之さん(35)に憧れて4か月前から柔道教室に通い始めていた。
中学・高校で親元を離れるアスリートの現実を知っている大友は、「子どもたちが手を離れるまでの時間は決まっているじゃないですか。その数字を見ると、それしか一緒にいらないの?って」「頑張っている姿を見ると成長したなって、すごく愛おしい。でも、今は今しかないので。長女にできなかった分、側にいる時間を大事にしたい。一緒にいられるうちはね」。
過去の後悔を胸に、今は子どもたちとの生活を最優先に子育てに奮闘している姿が明かされた。
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