超音波で特殊詐欺を防ぐ、新たな取り組みです。

ATMに設置された見慣れない機械。

何かというと…?

(スピーカー音声)「ただいま特殊詐欺の被害が多発しています。電話やメールなどで金銭を求められた場合は、詐欺の可能性があります」

特殊詐欺を防ぐため、金融機関の「JAバンク大阪」のATMで6月17日から導入されたスピーカーですが、注意を呼びかけるだけではありません。携帯電話で通話中に片方がATMに近づくと…

(記者)「もしもし…もしもし…音が聞こえなくなりました」

このスピーカーが特殊な超音波を発信。携帯電話はこの超音波を優先的に拾うため、利用者の声が相手に届きにくくなり通話ができなくなるということです。特殊詐欺の被害者が犯行グループから電話で指示され入金するのを防ぐのが狙いです。

JAバンク大阪では、府内で5年連続で特殊詐欺の被害額が増加しているのを受けて、9月までに約300台のATMにこのスピーカーを導入する予定です。利用者は…

(利用客)
「取り組みはいいと思います、すごく」
「ちょっとやかましいかな」

(JAバンク大阪信連 平岡巧也さん)「高齢のお客さまも増えている中で、非常に不安を感じられている方が多いと思います。先頭に立って特殊詐欺の被害を未然防止したいという思いから、取り組みに至りました」

増え続ける特殊詐欺。新たな技術による被害防止の取り組みに注目です。

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