京都府の陸上自衛隊・福知山駐屯地で2024年8月に行われた訓練で20代の男性隊員が死亡し、ほかの隊員4人にも熱中症の症状が出た問題で、管轄する第3師団司令部は2日、訓練中に水分補給を制限するなど不適切な指導があったとして、訓練を計画した主任教官ら自衛官9人を停職処分にしました。

陸上自衛隊・第3師団司令部によりますと、福知山駐屯地で2024年8月19日から23日にかけて行われたレンジャー訓練に参加していた20代の男性隊員が体調不良を訴えて入院し、5日後に死亡しました。



訓練に参加していたほかの隊員4人にも熱中症の症状が出たということです。

その後の調査で、訓練では水分の摂取制限やエアコンの使用制限、腕立て伏せなどのペナルティが課されていたことが分かったということです。

第3師団司令部は2日、訓練計画を作成した主任教官である2等陸尉を停職12か月、訓練に関わった幹部自衛官含む8人をそれぞれ停職30日から3日の懲戒処分にしたと発表しました。

9人は全員反省しているということです。

第3師団長は「我々の部隊でこのような事案が発生したことに対し、深く反省しています。隊員が死亡するという結果を生起させてしまったことは痛恨の極みです。二度とこのようなことが起きないように、引き続き気を引き締めて再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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