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Apple Pencilシリーズ各モデルの対応状況を整理
シリーズ初の “Pro” の名が付いたモデルとして、「Apple Pencil Pro」が登場しました。同時に発表された新型の「iPad Pro」や「iPad Air」ではこの新しい「Apple Pencil Pro」以外には「Apple Pencil(USB-C)」のみが対応機種に記載されており、性能を考慮するとイラストレーターなどにとっての選択肢は、ほぼ「Apple Pencil Pro」一択といった状況になっていくことが予想されます。
「Apple Pencil」シリーズ各モデルの対応状況 価格対応モデル「Apple Pencil Pro」21,800円(税込)13インチ/11インチiPad Pro(M4)
13インチ/11インチiPad Air(M2)「Apple Pencil(第2世代)」21,800円(税込)12.9インチiPad Pro(第3~第6世代)
11インチiPad Pro(第1~第4世代)
iPad Air(第4~第5世代)
iPad mini(第6世代)「Apple Pencil(第1世代)」16,800円(税込)12.9インチiPad Pro(第1~第2世代)
10.5インチiPad Pro
9.7インチiPad Pro
iPad Air(第3世代)
iPad(第6~第10世代)
iPad mini(第5世代)「Apple Pencil(USB-C)」13,800円(税込)13インチ/11インチiPad Pro(M4)
13インチ/11インチiPad Air(M2)
12.9インチiPad Pro(第3~第6世代)
11インチiPad Pro(第1~第4世代)
iPad Air(第4~第5世代)
iPad(第10世代)
iPad mini(第6世代)※赤字が「Apple Pencil Pro」と同時に発表された新モデル
紛失時に役立つ「探す」機能に初対応
「Apple Pencil Pro」のサイズは、長さが166mm、直径が8.9mmで、既存の「Apple Pencil(第2世代)」と全く同じです。重量は19.15gと、やや軽くなりました。汎用的な「Apple Pencil(USB-C)」の155mmと比べると、やや長めのサイズ設計です。「Apple Pencil(第2世代)」と同じく、ピクセルレベルの精度、紙と鉛筆を使っているような低レイテンシー、傾きと圧力の感知といった性能を備えています。画面に触れる位置を事前に表示できるホバー機能の利用も可能です。


強く押したり回転させたりでの新たな操作の追加
操作に直結する「Apple Pencil Pro」での新しい特徴としては、軸に新センサーが内蔵されたことが挙げられます。これにより、たとえば指で強く押す「スクイーズ」の操作で、ツールパレットを開けるようになりました。






“Pro” の名前のインパクトが強い「Apple Pencil Pro」は、全く新しいラインのモデルという印象は薄く、「Apple Pencil(第2世代)」の後継機といったイメージです。USB Type-Cコネクタはなく、充電はiPad側面へのマグネット取り付けによって行います。“Pro” の名前によって、圧力感知に対応しない「Apple Pencil(USB-C)」との関係性がより明確になったクリエイター向けモデルです。
Apple
価格:21,800円(税込)
URL:https://www.apple.com/jp/
2024/05/09
