エレコム、MagSafe非対応のケースや機種でも貼り付けることで充電できるマグネットステッカーを発売

エレコム株式会社が、2024年5月下旬に「MAGKEEP マグネットリングステッカー」を発売します。MagSafeに対応していないiPhoneケースに貼り付けることにより、磁力ワイヤレス充電などを可能にするアクセサリーで、市場予想価格は各1,480円（税込）です。

【目次】

お気に入りのMagSafe非対応ケースを使う手段

MagSafeは、Apple製品におけるマグネットを活用した仕組みです。iPhoneではiPhone 12シリーズから採用されており、各種のアクセサリーを簡単かつ安定した状態で本体へと取り付けられます。MagSafe対応の充電器とiPhoneの組み合わせでは、不用意なズレを防いでしっかりと位置を固定したままワイヤレス充電が可能です。

ただし、iPhoneがMagSafe機能を備えていても、マグネットの性質上、装着するケースによってはMagSafeを利用できない場合があります。お気に入りのデザインのiPhoneケースがMagSafe非対応である場合、ケースのデザイン性を優先すべきか、MagSafeの利便性をとるべきか悩むことも多いでしょう。そこで便利なのが、今回エレコムが発売する “MAGKEEP マグネットリングステッカー” の「AMS-MAGST2シリーズ」です。

iPhoneケースに本製品を貼り付けた状態で磁力ワイヤレス充電器を使ったイメージ

貼り付けても邪魔になりにくい薄さ

本シリーズは、本体がPETと磁石、貼り付け面がアクリル系の粘着材で構成されています。マグネットが使われているため、MagSafe非対応のiPhoneケースであっても本製品を貼り付けておけば、MagSafe対応ケースのように取り扱えるようになるという発想のアクセサリーです。また、MagSafe対応ケースであっても、吸着力が弱くて磁力ワイヤレス充電の際の位置ズレが心配なときなどに役立ちます。

さまざまなMagSage対応アクセサリーが使えるようになるシールワイヤレス充電器での安定性を高めることはもちろん、スタンドやスマホリングといった各種のMagSafe対応アクセサリーにも吸着させられるようになります。約0.8mmの薄い設計であるため、取付面を下にした向きでも邪魔にならず、iPhoneを安定した状態で置くことができます。なお、本製品はMagSafe非対応のケースで便利ですが限度はあり、2mm以上の厚みのケースや金属素材が用いられたケースでは、ワイヤレス充電器は使用できません。

本体サイズ約55（幅）×77（高さ）×0.8（奥行）mm本体の材質PET・磁石貼り付け面の材質アクリル系粘着材セット内容リング×1、貼り付けツール×1、貼り付けツール固定用シール×4

暗闇で光る蓄光タイプも用意されたラインナップ

製品ラインナップには、ブラック／ホワイト／蓄光グリーンの計3色のカラーバリエーションが用意されています。

カラーバリエーションは3色蓄光グリーンのモデルは暗い場所ではリングが光り、鞄の中などからもiPhoneを見つけやすくなることが特徴です。ブラックとホワイトのモデルは蓄光タイプではなく、好みに応じて選んで購入できます。

製品ラインナップの中では唯一、暗闇で光ることが特徴的な蓄光グリーンのモデル本製品を使う際には、iPhoneケースの適切な位置へと貼り付けることが重要です。いったん貼った後に取り外すとシールの粘着力はなくなってしまい、貼り直しはできません。とはいえ、製品には正確な位置合わせができる「貼り付けツール」も付属しているため、特に難しく考えることはなくガイドに沿って簡単に正しく貼り付けができます。

貼り付けのガイドとして使えるツールが付属しているため取り付けは簡単＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

本製品はiPhone 12シリーズ以降の機種はもちろん、iPhone 11／11 Pro／11 Pro Maxでも使用できます。特に蓄光グリーンが採用された「AMS-MAGST2LGN」は面白い発想で、暗い部屋でもiPhoneが扱いやすくなる一石二鳥の役割を果たすモデルです。

エレコム株式会社
URL：https://www.elecom.co.jp/

2024/05/29