さかざきちはる氏の約100点の原画の展示「ペンギンアパートメント大阪『鳥たちと小さなアート展』」

2024年8月25日（日）から9月28日（土）まで、さかざきちはる氏の原画を紹介する「ペンギンアパートメント大阪『鳥たちと小さなアート展』」が開催されます。事前予約を必要とせずに入場無料で作品を鑑賞でき、会場は株式会社TOOLBOXの大阪ショールームです。

【目次】

さかざきちはる氏と会場のプロフィール

さかざきちはる（坂崎千春）氏は、1998年からフリーランスとして活動している絵本作家／イラストレーターです。代表作であるJR東日本の「Suicaのペンギン」の生みの親として広く知られています。そのほか、千葉県のマスコット「チーバくん」、ダイハツの「カクカクシカジカ」、ヤマトホールディングスの「クロネコ・シロネコ」など、数々の人気キャラクターを手掛けたことでも有名です。

今回の展覧会の会場となった「toolbox大阪ショールーム」は、Webショップを展開するTOOLBOXによって運営されています。TOOLBOXは「自分の空間を編集するための “道具箱” 」をコンセプトに、内装建材やリノベーションサービスなど約2,200点を提供中です。仕上げ材から設備機器、家具、照明、小物パーツまで内装全般を取り扱い、数多くのオリジナル商品もあります。

toolbox大阪ショールーム（撮影：Masanori Kaneshita）

アパートの小窓のような額装での展示

さかざきちはる氏は「ペンギン」に深い愛情を抱いているイラストレーターとしても知られており、2003年にはペンギンのイラストレーション1,000点で構成された展覧会「ペンギンアパートメント」が開催されました。著書にも「ペンギンゴコロ」「ペンギンのおかいもの」「ぴーちゃんと私」といった絵本や、「いきものとイラスト」「ペンギンアパートメント白の巻・黒の巻」などの作品集があります。

ペンギンアパートメント「鳥」シリーズ本展の会場では、ペンギンアパートメント「鳥」シリーズを鑑賞でき、原画100点が14cm角のオーク木枠に額装されています。作品に描かれているのは、ペンギンがさまざまな鳥たちとまるで友達のように過ごしている様子です。会場が約1,200点に及ぶ家づくりのアイテムが常時展示されている「toolbox大阪ショールーム」であることから、アート作品が暮らしに馴染んでいく様子を体感できます。

描き下ろし作品や各種のグッズも販売

さかざきちはる氏の展覧会は、これまで関西エリアで3回ほど開催されてきました。今回の展覧会は約3年ぶりです。

過去にスタンダードブックストア（2023年6月閉店）で開催された展覧会の様子 toolbox大阪ショールームに2023年10月に新たに設置された書籍販売コーナー「スタンダードブックボックス」（撮影：Masanori Kaneshita）開催期間中には、シルクスクリーン、作品集、関連図書、グッズも販売されます。今回の開催を記念して新たな作品も制作されており、その描き下ろし作品も販売されます（原画自体の引き渡しは会期終了後）。クリエイティブユニットのgraf服部氏がデザインしたカトラリーも販売予定です。

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■期間：
2024年8月25日（日）～9月28日（土）

■開催場所：
toolbox大阪ショールーム
大阪府大阪市北区中津3-10-4 西田ビル 3F

■問い合わせ先：
ペンギンデザイン／スタンダードブックストア
url. https://penguindesign.co.jp/
url. https://www.r-toolbox.jp/