【主な使用機能】 テキストレイヤー4色グラデーションラフエッジ高速ボックスブラーノイズHLS ※本稿は『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』の一部を再編集したものです。
目次
Step1 グラデーション背景を作成する
[1-1] 4色グラデーション新規平面を作成(Ctrl〔Macでは ⌘ 〕+ Y)し、メニューバー“エフェクト”→“描画”→“4色グラデーション”を適用します。
ポイント1~4のストップウォッチアイコンを、Alt〔option〕を押しながらクリックし、エクスプレッションを適用します。これでポイントがランダムに動きます。レイヤーは最背面に配置します。


ペンツールで有機的な形のシェイプレイヤーを 6 つほど作成し、追加ボタンから“グラデーションの塗り”を適用します。「グラデーションの塗り」の[開始点]、[終了点]トランスフォームの[位置]にキーフレームを設定し、8秒かけてゆっくり移動させます。


その他のエフェクトを適用します。
“ブラー&シャープ” → “高速ボックスブラー”
“ディストーション”→“波形ワープ”
「Shape Layer 2」で編集したパラメーターは次の通りです。このレイヤーでは“波形ワープ ” エフェクトも使用しています。数値はレイヤー毎に変えています。

メニューバー“レイヤー”→ “新規”→ “ヌルオブジェクト”を作成し、すべてのシェイプレイヤーの親にします。ヌルオブジェクトの[回転]を8秒かけて123°回転させます。

新規調整レイヤー(Ctrl +Alt〔⌘ + option〕+Y)を作成し、最前面に配置します。メニューバー“エフェ クト”→“ブラー&シャープ”→“高速ボックスブラー”を適用し、[ブラーの半径:70]に設定します。




Step2 テキスト
[2-1] レイアウト「横書き文字ツール」で、コンポジションパネルに「徹底解剖。」 と入力します。フォントを「Noto Sans CJK JP」[サイズ: 274pt][塗り:#FFFFFF]に設定します。テキストのままだと位置調整が難しいため、レイヤーを右クリックし、“作成”→“テキストからシェイプを作成”を選択し、シェイプに変換します。


シェイプに変換したレイヤーを複製(Ctrl〔⌘〕+D)し、不要なグループを削除して1文字ずつに分けま す。各文字が20フレームかけて画面外側から中央に移動する動きを、徐々にゆっくりになるキーフレー ムを3点打って設定し、イージーイーズ(F9 キー)を適用します。


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「After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳」
この / サプライズ栄作 / ナカドウガ / ヌル1/ minmooba 共著

●本書について「モーションデザイン(モーショングラフィックス)」という分野が成熟するに連れ、「映像制作」と「デザイン」との垣根が無くなってきました。映像クリエイターがグラフィックを手掛けたり、Webデザイナー/グラフィックデザイナーがモーションを制作するなど、表現の幅が広がっています。本書はこうした需要に応えるため、After Effectsの中でも「モーションデザイン」に特化した一冊としています。『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』
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