◆らん、体力の限界を感じ夜職1本に
東京への憧れが元々あり、美容系の専門学校卒業後に東北から上京したらん。生活費がかかるため「貯金したい」と夜の世界に飛び込んだ。キャバ嬢になって8ヶ月間はクリニックの受付とダブルワーク。「睡眠が取れないので精神的にというよりも体力的に大変でした」と振り返った。その後「寝る時間が欲しかったというのもあるし、風邪もすごく引いて体力がなくなっていた」と限界を感じて夜職1本に絞った。
幼少期は「泣き虫で人見知り」だったが「小学校に上がったくらいから性格がガラッと変わった」ため人との話すのも好きになった。「お父さんがわりと厳しくて、お母さんがほわほわしている家庭」で育ち「最初は反対されていました」と明かしたが「いろいろ事細かに伝えていたら『あなたなら危ないことをしないと思うから大丈夫』」と信じてくれて、今では応援してくれているという。
キャバ嬢歴は約1年、「ヴェルージュ」で働き始めて約2ヶ月だというが、「ヴェルージュ」の魅力は「女の子の年齢層が広いので勉強になります」と他のキャストから接客を吸収できることだという。さらに「黒服さんが手厚くて気にかけてくれるのでやりやすいです。『仕事行きたくない』とならないです」と笑顔を見せた。
◆らん、将来は美容系の仕事を目指す
「高校時代からおしゃれがすごく好きで、お友だちとメイクしたりヘアアレンジをしたりしていました」と美容への興味がずっと大きく「好きなことだったので頑張れました」と専門学校の勉強も苦ではなかった。今も好きな気持ちは続いており「1度お金を稼いでたくさん勉強してから好きなことに戻りたい」と告白。将来に向けて今も勉強しており、今後の目標は「美容系に戻るまでの期間にいっぱい資格を取って、キャバ嬢を始める前より少しでも賢くなれていたらいいなと思います」と語った。
夢に向けて努力するらんに夢を叶える秘訣を聞くと「諦めない。失敗しても『まあいいか』と1回思ってみると楽になる気がします」とにっこり。「それ以上嫌なことは起きないので考えすぎないことが大事かな」と前向きに考える姿勢を明かした。
らんさんの魅力は、目標に向かって真摯に努力する姿勢と、その裏にある芯の強さだ。ダブルワークで体力の限界に直面しながらも、将来の夢である美容系の仕事復帰のため、夜職1本に絞って勉強を続ける姿は、多くの女性に勇気と希望を与えるだろう。また「失敗しても『まあいいか』と思うことで楽になる」という言葉には、彼女のポジティブでしなやかな生き方が凝縮されている。天性の人柄に加え、努力を惜しまず、前向きに困難を乗り越える彼女の姿は、多くのファンを魅了し、彼女に憧れを抱く女性たちのロールモデルとなるに違いない。(modelpress編集部)
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