【モデルプレス=2024/04/30】女優の生見愛瑠が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(毎週火曜よる10時~)に出演している宮世琉弥(みやせ・りゅうび/20)。モデルプレスのインタビューでは、役作りや共演者とのエピソードを語ってくれた。


◆生見愛瑠主演「くるり~誰が私と恋をした?~」

本作は、ある事故で記憶喪失になった主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶を失くし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れることで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

宮世は自称“運命の相手”板垣律役。瀬戸康史がまことの自称“元カレ”でフラワーショップの店員・西公太郎、神尾楓珠が自称“唯一の男友達”で元同僚の朝日結生を演じる。

◆宮世琉弥「くる恋」役作りのこだわり

― 脚本を読んだ印象や、宮世さんが思う魅力を教えてください。

宮世:ラブストーリーで四角関係が繰り広げられているんですが、第一印象としてはミステリー要素がたくさんあってすごく面白いなと思いました。
男性陣一人ひとりにも思いがあって、話数を重ねるごとにだんだんバックボーンが見えてくるんですが、毎話毎話、すごく波がありますし、ミステリーだけでなく、胸キュンが好きな人も楽しめるドラマになっているので、新しい感覚でした。

― まことに一目惚れしてガンガンアピールしていく律ですが、どんな役作りをされましたか?

宮世:“とにかく可愛く”が律のコンセプトなので動きを可愛くすることを意識しています。あと、基本的に社長をしている姿とまことの前にいる姿は自然と変わるものなので、演じ分けています。まことの前であっても、仕事の相談をされて自分が今まで培ってきた経験を喋る姿は社長らしくすることを心がけています。家では完璧に固めないで、現場でいろいろと引き出しを作っています。

◆宮世琉弥が思う「くる恋」胸キュンポイント

― 胸キュンシーンを演じるうえで意識していることはありますか?

宮世:3人の男性はキャラクターがまったく違うので、律っぽく胸キュンシーンを演じたいと思っています。
律は、まことの気持ちを考えながらも猛アタックする性格なので、良い意味で自分の気持ちを優先して、まことの気持ちを無視している部分がありますが、そういったようにグイグイとリードするところが、胸キュンのポイントかなと思います。

― 律との共通点はありますか?

宮世:好きな物や事に対して猛アタックするところは似ているので演じやすいですが、律には少し傲慢なところがあって「自分で言うんだ」と思うセリフがたくさんあるので、そういったセリフは少し言い辛い部分もあります。

◆瀬戸康史、宮世琉弥の曲を車で

― 共演者の方の印象を教えてください。

宮世:生見さんはいつもすごく明るくて、現場でも一番年が近いのでハッピーな感じです。

瀬戸さんはいろいろな現場を重ねてきている背中を見せてくださっています。僕が音楽活動をしていることを伝えたら、その場で僕の曲を全部「車で帰り聞くね」と言ってくださったり、本当にすごく優しい方です。


神尾さんには落ち着いている印象を持っていましたが、取材でご一緒にさせて頂いたときに生見さんへの質問を自分にされたと思って話し始めたり(笑)、少し天然な部分が見えてきてすごく面白い方です。

― 宮世さん流の距離の縮め方は?

宮世:自分から積極的に行かないタイプなので、自然体でいることです。律という役もそうですが、コミュニケーションを意識的に取るよりは、喋るときに喋っています。フレンドリーとよく言われますが、最初は人見知りしちゃうんです。「意外」とよく言われます。

◆宮世琉弥の夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。
そういった読者に向けて、宮世さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。2023年5月のインタビューでは「1回高く自由に飛ぶ」とおっしゃっていました。

宮世:いつ夢が叶うか分からないですが、とりあえず自分の中で大きな夢を一つ持って、そこに向けて地道に小さい目標を重ねていくこと。夢を叶えることも大事ですが、僕の中ではその夢を叶えるために進んだ道のほうが重要だと思うので、小さい目標を立てて大きな夢に向かう途中で、いろいろな出会いもありますし、自分のできる幅も広がってくると思います。もしかしたら違う夢を見つけてそこからスタートすることもできると思うので、とりあえず大きな目標を決めて、自分のやりたいことをやれるように進んでいくことが良いんじゃないかなと思います。

― では、今の夢は?

宮世:いっぱいありすぎるんですが…。


― あえて一つ挙げるとしたら?

宮世:アーティストとして東京ドームを埋めたい気持ちもありますし、役者としては監督もやりたいので、今は自分で脚本を書いてみるなど、撮影の手順の勉強をしています。撮影以外でも裏で動いているスタッフさん方がたくさんいるので、そういった組織的なところも把握しながら撮影していきたい思いがあります。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆宮世琉弥(みやせ・りゅうび)プロフィール

2004年1月22日生まれ、宮城県出身。2019年、ドラマ「パーフェクトワールド」(カンテレ・フジテレビ系)で俳優デビューすると2020年、ドラマ「恋する母たち」(TBS系)で注目を集めた。その後もドラマ「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」(カンテレ・フジテレビ系)、「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)、「君の花になる」(TBS系)ドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ系)、映画「マイホームヒーロー」、「恋わずらいのエリー」など多数出演。
4月10日にアーティスト「Ryubi Miyase」として1stアルバム『PLAYLIST』でメジャーデビューするなど俳優だけでなく、アーティストとしても活躍している。5月から初のLIVEツアーも控える。

◆「くるり~誰が私と恋をした?~」第4話あらすじ

親との関係に距離があると知ったまこと(生見愛瑠)は、間近に迫った5月5日の自分の誕生日に思いを馳せていた。記憶喪失になって親や友達から連絡がこない自分の誕生日は、誰からも「おめでとう」を言ってもらえないのだろうか?

そんな中、まことはすっかりリングショップの常連化した律(宮世琉弥)から突然デートに誘われる。律が指定してきた日付は偶然にもまことの誕生日で、その話を聞いていた杏璃(ともさかりえ)が休みをくれた手前、戸惑いながらも律とのデートを承諾する。

仕事帰りに公太郎(瀬戸康史)の元を尋ねたまことは、元カレなのに公太郎が自分の誕生日を覚えていないことにショックを受ける。いっぽうGWの予定を聞いてきた朝日(神尾楓珠)には、律と出かけることを隠し、仕事が忙しいと返信するのだった。

そしてついにやってきた、律とのデート当日。律を知るためのデートは思いがけず楽しく、素敵な時間を過ごすまことだったが、律の仕事で緊急トラブルが発生。結局1人ぼっちになってしまった誕生日の夜、まことに訪れた誕生日プレゼントは…?

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