【モデルプレス=2025/07/30】FRUITS ZIPPERが「Kao presents TGC Jakarta 2025」(7月5日・6日@インドネシア・ジャカルタ/Plenary Hall, Jakarta Convention Center)に出演し、舞台裏でモデルプレスのインタビューに応じた。彼女たちにとって初のジャカルタ公演。
イベントの大トリを務め終えると、緊張から解放されたのも相まって、無邪気な笑顔が溢れた。

2日間にわたってランウェイにライブパフォーマンスにと躍動した。SNSでバイラルヒットした『わたしの一番かわいいところ』はインドネシアでも「wata kawa dance(わたかわダンス)」として親しまれており、イントロが流れると歓声が上がった。『NEW KAWAII』では松本かれんが間奏部分のセリフを「あれかわいい、それかわいいっていうけど、私はジャカルタのみ~んなにテリマカシ(ありがとう)って思います」とアレンジして感謝を伝えた。

◆FRUITS ZIPPER、初のジャカルタ公演後を直撃

― 初のジャカルタ公演はいかがでしたか。

【櫻井優衣】FRUITS ZIPPERとして、初めてジャカルタに来させていただいたんですけど、すごくあたたかくて、ニコニコと迎えてくれたので、楽しんでステージに立たせていただくことができました。日本語でネームボードも作ってくれて、見つけることができて嬉しかったです。

― 『わたしの一番かわいいところ』が世界にも届いていることを実感しました。

【仲川瑠夏】インドネシアの方々は『わたしの一番かわいいところ』をイントロから歌ってくれて。日本ではないことだったので最初からびっくりしました。みなさんが本当に聴いて、知ってくださっているんだなというのを実感できて嬉しかったです。

― 開演前に、現地の子どもたちが動画を観ながら歌っていました。


【メンバー全員】(その動画を観ながら)えーかわいい!嬉しい!予習してるのかな?かわいい!めっちゃかわいい!

【早瀬ノエル】確かにライブ中も女の子が踊ってくれているのを何回も見かけました。練習してきてくれたんだなと思うと、より嬉しいですね。

【真中まな】日本だとみんなコールを合わせよう、ここで名前を呼ぶからここは静かにしよう、みたいな感じもありますが、インドネシアだとみなさんが思い思いに歌ってくれる感じがしました。ライブの楽しみ方も国によって違うんだなということを知ってそれも面白かったです。でも、ハートを作って!みたいな振りはインドネシアでも一緒なんだなと思いました。インドネシアのファンの方々とたくさんハートを作れて嬉しかったです。

◆FRUITS ZIPPER、ライブのために覚えたインドネシア語は?

― パフォーマンス中にインドネシア語も披露していましたね。

【櫻井優衣】はい!事前に覚えました。「ムナリ ドゥンガン イムット ヤ!」。みなさん、かわいく踊ってください!という意味です。

【鎮西寿々歌】私は「アコサダル!」。私、気づいちゃいました!って意味で。
長いのかなと思ったら5文字で、日本語より短いんですけど、またインドネシアでこの曲を歌う時は、挑戦したいと思います。

【松本かれん】マナスワラニャー!

― どんな意味ですか?

【松本かれん】「盛り上がってますかー?」です。何回も練習しました。通訳さんに上手いって言われて嬉しかったです!

― 今後、海外でどんなチャレンジをしていきたいですか。夢を教えてください。

【真中まな】ずっとアジアツアーをやりたいという目標を持っています。ワールドツアーももちろんやりたいですが、FRUITS ZIPPERのことを好きと言ってくださったり、ストリーミングで聴いてくださったりする方々がアジアに多いと聞いたので、アジアでもっともっとFRUITS ZIPPERを知っていただいて、まずアジアツアーができたらいいなと思っています。

※7月21日、アジアツアー「FRUITS ZIPPER 1st ASIA TOUR 2025」の開催を発表。今秋、台北・上海・ソウルの3都市で公演を行う。

― 今日のような海外での公演経験は、日本でのライブパフォーマンスにも活きそうですよね。

【鎮西寿々歌】そう思います。海外だとやっぱりいろんなことが起きたりするので。


【仲川瑠夏】海外は言語の壁もあってコミュニケーションなど難しいですが、でもみんなで協力し合って、どんな状況でもステージに立って、みんなで乗り越える。海外での経験は偉大だなと思うことが多いです。私たちの視野も広がりますし、もっといろんな経験をして、日本のステージでもたくさん成長した姿を見せられたらいいなって思います。

― ありがとうございました。

――――――― 現地のファンが作ってくれたネームボードに目を輝かせ、自分たちの曲を一緒に口ずさんでくれることに心から感動する。ステージでのプロフェッショナルな姿と、ファンの話に無邪気に笑うピュアな感性と等身大の姿。そのどちらもが、彼女たちが愛される理由なのだろうと思った。「アジアツアーが目標」と目を輝かせながら未来を語る彼女たち。FRUITS ZIPPERが世界中に発信する「NEW KAWAII」の輪は、これからもどんどん大きくなっていく。 ―――――――(modelpress編集部)

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