◆NEWS増田貴久、高橋大輔・荒川静香らと氷上で殺陣
「氷艶」とは、スポーツと日本文化を融合した、ストーリー仕立てのアイスショー。
SUGIZOの生演奏をバックにショーは始まり、氷上を華麗に滑りながら、迫力の殺陣を披露した。最初の戦いを終え、お互いが再会を待ち望んで想いを馳せるシーンでは2人で歌唱。月の光と影の映像をバックに背中合わせになることで絆を示し、ハーモニーを響かせた。鉄の女神役のプロフィギュアスケーター荒川静香と3人で滑りながら殺陣を魅せるシーンも。終盤ではワイヤーでフライングし、アイスリンク全体を使って世界観を表現。増田は客席近くから登場してソロで歌唱する楽曲もあった。
このほか、福士誠治、村元哉中、田中刑事、島田高志郎、財木琢磨、青山凌大、森田望智、吉田栄作らが出演。「氷艶」初出演となった増田は、氷上で見事なスケーティングで力強い戦いを演じきり、スケート経験もある森田、青山を始めとした脇を固めた俳優陣も、スケートと芝居の垣根を越えたショーで魅了。市村正親が特別映像出演、戸田恵子が特別音声出演した。
そして、高橋をはじめとするスケーターも生の歌声で会場を圧倒。また、SUGIZOはギターだけでなく、温羅(高橋)と千秋(青山)のシーンではバイオリンも演奏。キャストが勢揃いするフィナーレではスケートリンクを滑って観客を沸かせていた。
公演の模様はCS日テレプラスにて6日16:30から生放送。9月28日19:00からは完全版再放送が予定されている。
◆アイスショー「氷艶hyoen2025–鏡紋の夜叉-」あらすじ
舞台は古代日本、大和の西に位置する吉備の里。白霧族が平和な国を治めている。しかし彼等は特殊な製鉄術を持っていた。現王・温羅(高橋)は原住民の長・八雲の妹、阿曽媛(森田)と結婚を控えていたが、朝廷が闇呑神(市村)の力を借りて育成した殺戮兵器、吉備津彦(増田)が現れ、彼の命と土地を狙うことから始まり、殺し合うという絆で結ばれた2人の数奇な関係を描く。(modelpress編集部)
◆初日を終えての出演者コメント
◆高橋大輔
「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」の幕がいよいよ上がりました。岡山の温羅伝説に根ざした物語を、自分のルーツと重ね合わせながら表現できることに、非常に大きな喜びと責任を感じています。昨年、実際に鬼ノ城を訪れ、歴史の重みを肌で感じた経験が、今の僕の演技や想いに深く息づいています。
◆増田貴久
いよいよ今日から「氷艶」始まりました!素敵なメンバーに囲まれて温かく、ピリッとした氷上で沢山沢山沢山沢(←トリプルアクセルくらい)お稽古しました。自分にとっては39歳になって1発目のステージになります。吉備津彦の人生を精一杯生きます。よろしくお願いします!
◆SUGIZO
ついに「氷艶hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」が幕を開けました。この舞台に作曲家・パフォーマーとして参加できることを、心から光栄に思っています。堤幸彦監督とは約25年越しの念願のコラボレーション。唯一無二の堤ワールドと、フィギュアスケート界のトップアスリートの皆さん、素晴らしい役者の皆さん、そして僕の音楽が融合することで、想像を超えた化学反応が起こると確信しています。日本文化の深淵な美しさと氷上の芸術美を極上の形で昇華させた、この渾身の新しいロックオペラを、是非多くの方に体感していただきたい。全身全霊で挑むこの作品に、どうぞご期待ください!
◆堤幸彦
初日!勝手に「アイスランド」とよんでいた氷上の演出席から解放された。
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