【モデルプレス=2025/09/02】俳優の山田裕貴が9月2日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週月曜深夜1時~)に出演。8月26日に元プロ野球選手で父の山田和利さんが亡くなったことを報告して以降初の放送となり、最期について振り返った。


◆山田裕貴、父・山田和利さんの最期語る

裕貴は、「自分のSNSでも発表させてもらったんですけど、8月16日深夜3時くらいに『山田裕貴のオールナイトニッポン』でもお世話になりました。この回を聴いてくれた人は結構いるんじゃないでしょうか」と切り出し、「8月16日深夜山田和利が亡くなりまして、永眠致しました。父がその日に亡くなっちゃいまして」と報告した。

また、和利さんが癌になる前の2021年に、裕貴が「今年の顔」に選出されたことについて触れる場面も。同賞を表彰された日について「喜ばしい日だった」と懐かしみ、和利さんから電話が来た出来事を回顧。「あんまり電話がかかってこないし、なんかあったんだなって」と当時の心境を振り返り、電話では「お前が今年の顔を取った日に申し訳ないんだが、プロ野球の世界を退かないといけなくなった」「コーチの任を降りないといけなくなった」と伝えられたことを振り返った。

「そこで緊張の糸が解けたのか」と和利さんの様子を語り、「初めてちゃんと病院に検査しに行ったら癌が見つかった」と癌が見つかるまでについても説明。ラジオでの共演もいい思い出になったそうで、「あそこから会話が増えたんです」と打ち明けていた。

さらに、亡くなる前の様子については、「8月11日にの会った日に、めっちゃ最期の顔をしていたんです。どんな俳優でもこんな顔できないってくらいの。俺、それがすごい嫌で」と語った裕貴。「俺とオカンと嫁ちゃん(西野七瀬)と喋っている俺を目に焼き付けるように見ていた」と当時の様子を振り返り、「帰り際も玄関まで歩いてきて、俺は最期が嫌だからハグもせず『またな!』って言った」と思い出を話した。


そして、「その5日後、16日の朝にYouTubeの収録する前にオカンから電話が来て、泣きながら『仕事どうにかならないですか?』って言って」と仕事の予定を調整してもらい、名古屋の病院に妻の西野七瀬とともに駆けつけたという裕貴。最後には、「皆が揃ったのを待つかのように。ちゃんとみんなで看取れたので、本当によかったなと思って。看取れていなかったら一生後悔していた」と思いを語り、関係者への感謝も語っていた。

裕貴は、8月26日に父・和利さんが60歳で永眠したことを公表。「父は約4年前に癌を患い闘病していましたが、故人の意思により公にはせず過ごしてまいりました」と明かしていた。(modelpress編集部)

情報:ニッポン放送

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