アウトドア製品の開発・製造・販売などを手掛ける新潟県三条市のスノーピークは30日、代表取締役社長の山井太氏が代表取締役会長執行役員CEO 兼 CCO(チーフクリエイティブオフィサー)に就任し、代表取締役社長執行役員COO 兼 CBO(チーフブランディングオフィサー)に水口貴文氏が就任すると発表しました。

新たに社長に就任する水口氏はスターバックスジャパンの元CEOで、スノーピークはブランドを一から創ってきた山井氏と様々なブランドを育て、成長させてきた水口氏による“バディ経営”で、唯一無二のグローバルブランドを目指すとしています。



【山井太氏と水口貴文氏のコメント】
自然をどこまでも愛する企業として、スノーピークが大切にしてきたこと。それは自然の中でかけがえのない時を過ごすことで、一人でも多くの方に「人間性の回復」を実感していただきたいという願いです。自然と深くつながることで自分も自然の一部なのだと感じられれば、人間本来の安らぎや充実感や幸せを得ることができ、未来のための行動を起こすこともできます。

山井と水口、これからは私たち2人でスノーピークを経営します。2人で責任を分担するのではありません。「バディ経営」を掲げる相棒として、お互いの強みを最大限活かしながら、あらゆる分野で本音の議論を重ねていくことで、私たち2人でスノーピークを進化させていくのです。体制は変わっても、世界中の人々の人間性を回復するという、今まで目指してきた未来は何ひとつ変えるつもりはありません。そのためにあらためて日本の自然観を大切に、人種も文化も年齢も超えて世界が驚く創造と提案を何度も繰り返し、人間は自然の一部であると感じることで湧き上がる、かけがえのない幸せをこの地球のあちこちに生み出し続けます。

スノーピーク史上初めての体制で臨む未知の挑戦に、ぜひご期待ください。

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