【きゅうり農家の神発明】まさかの「きゅうりレモネード」爆誕！青臭いどころか…メロンテイストで即・完飲♡

夏にぴったりなドリンクの1つが、レモネード。わが家はみんな大好きなのでよく作るのですが、なんと「きゅうりレモネード」なるアレンジがあるらしい…！レシピを考案したのは愛知県・JA西三河きゅうり部会青年部の安藤さん。「え～青臭くないの？」と半信半疑になりますよね。でも「不思議とゴクゴク飲めちゃうんですよ！」とのこと。これは確かめるしかない！ということでさっそく作ってみます！

【きゅうり農家直伝】加熱で青臭さがなくなる!?「きゅうりチャンプルー」作ってみた！ポリポリ食感に旨味凝縮♡

JA西三河きゅうり部会青年部が考案する、オリジナルきゅうりレシピ



愛知県西尾市は、温暖な気候と冬の日照時間が長いことから、きゅうりを始めとするさまざまな農産物が栽培されています。
JA西三河きゅうり部会は、西尾市のきゅうり生産者40人で組織しており、11～6月に旬を迎える「冬春きゅうり」を年間約3,000トン生産。同部会青年部では、「夏以外でもおいしくきゅうりを食べてほしい」という想いから、SNSできゅうり料理のレシピを多く紹介しているそう。

今回、驚きのレシピを教えてくれたのは、同青年部の安藤元哉（あんどう・もとや）さん。
レモネードときゅうりって、びっくりな組み合わせなんですが…。



「レモンの酸味ときゅうりの爽やかな風味がクセになるおいしさです！ビタミンもミネラルも取れるので、夏の水分補給にぴったりな組み合わせなんですよ。先日も取材に来た方々に作って出したら、皆さんあっという間に飲み切ってました。簡単に作れるので、お子さんと夏休みの実験感覚で作るのも面白いかもしれませんね」（安藤さん）

全部飲み切るっていうのを聞くと、ますますどんな味なのか気になる～
実際に作って普通のレモネードと、どう違うのか検証してみます！

ビタミン&ミネラル補給にピッタリ！「きゅうりレモネード」



材料（1人分）
きゅうり…1本
国産レモン…1個
ガムシロップ…大さじ3～4（お好みで調整してください）
水または炭酸水…150ml
氷…適量

作り方
1．きゅうりの端を切り落として半分に切ったら半分をすり下ろし、キッチンペーパーやふきんで絞る。レモンも半分に切ったら半分を絞り、果汁を取る。









2．飾り用にきゅうりの残り半分を薄くスライスする。レモンも残り半分を厚さ2mmの輪切りにする。


スライサーを使うときは、手を切らないようくれぐれも気をつけてくださいね！



飾り用と言っても、ピーラーやスライサーで縦に薄く切ったり、包丁で薄く輪切りにするだけ！
グラスに貼り付けるとかわいいデコレーションになるんです♡

3．グラスの側面に2のきゅうりを貼り付け、1とガムシロップを入れてよくかき混ぜる。





4．水または炭酸水をグラス7分目まで静かに注ぎ、仕上げに氷と2のレモンを添えたら完成。







きゅうりの薄いグリーンとレモンのイエローで涼やかな見た目。
グラスに入ったきゅうりやレモンが可愛らしいですね♡

さてさて、肝心なのは味。いざ、一口いただきます！



飲んだ瞬間、思わず「え？」と声が出ました。
なにこれ、おいしすぎるんですけど！
レモンの酸味がきゅうりの甘みで柔らかくなっていて、レモンだけのレモネードよりも飲みやすい～！

1番気になっていたきゅうり特有の青臭さはほとんどなく、メロンっぽい風味があって不思議な感じ。
でもちゃんとおいしいんですよ…！
メロン？いや、きゅうり？レモン？とか考えながら飲んでるうちに、あっという間にグラスが空っぽになっちゃいました。

酸っぱめが好きな方はレモン果汁を追加で入れるのもおすすめです。



炭酸水を入れればレモンスカッシュに♪
安藤さんによると、ガムシロップは少し多いくらいがおいしいとのこと。
お好みで調整してくださいね！



子どもも最初は半信半疑だったのに、ゴクゴク飲んでました！
普段は「ちゃんと水分とってよ～」と口酸っぱくなるほど言っても忘れがちなのに（笑）。
きゅうりレモネードなら、そんな心配もなさそうです♪



ちょっと不思議、でもおいしい「きゅうりレモネード」は夏にぴったりなドリンクであることを実感しました。
疑ってごめんなさい！
みなさんもぜひ、暑い日の水分補給に作ってみてくださいね！

JA西三河きゅうり部会メンバーが先生に!?出前授業やってます！

JA西三河きゅうり部会では、地産地消を広める活動にも積極的に取り組んでいて、毎年地元の小学校で出前授業を行っているそうです。



「出前授業は、毎年わたしたちが楽しみにしている活動の1つなんです。きゅうりの苗や巨大に育ったおばけきゅうりを持っていくと、子どもたちも興味津々って感じで、素直な反応がとってもうれしいですね！きゅうりを使った料理を一緒に食べる『ふれあい給食』の時間もあって、毎年恒例なのがきゅうり1本丸かじり。教室中からポリポリ音が聞こえてくるんですよ（笑）」（安藤さん）

畑の見学も実施していて、質問タイムは毎回時間オーバーになるほど盛り上がるそう。
子どもたちも真剣に取り組んでいることが伝わります。



「子どもたちの積極的な姿勢から、逆にこちらが毎回元気をもらってる感じですね。子どもたちにとって、きゅうりをはじめ地元の野菜が少しでも身近な存在になってくれたらと思っています。これからも継続していきたい活動の1つですね。」（安藤さん）

出前授業の様子はInstagramでも見ることができます！
レシピもたくさん投稿されてますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

【公式インスタグラム】
JA西三河きゅうり部会青年部（nishimikawa_kyuri）
https://www.instagram.com/nishimikawa_kyuri/?hl=ja

JA西三河きゅうり部会青年部愛知県西尾市で冬春きゅうりのハウス栽培を行う。ICTを活用したきゅうり栽培の先駆けで、畑の温度や湿度などのデータを蓄積、生産者同士で共有。その取り組みにより、10アールあたりの収量が全国平均の2倍以上に。「もっと西三河の冬春きゅうりを広めたい」という思いから、2020年からは青年部公式SNSもスタート。レシピ情報やPRイベントの様子などを通じて、冬春きゅうりの魅力を発信している。