餃子のつけダレといえば、酢・しょうゆ・ラー油が定番ですが、すき焼きよろしく「溶き卵」で食べると極旨だと聞いて、ムムムッ。この驚きのマッチングは日本テレビ『ZIP!』の卵特集で、卵のソムリエ「タマリエ」の最高位、「五ツ星タマリエ」の称号を持つ上野貴史さんが紹介していたもの。
卵のことなら何でもわかる、卵を知り尽くした卵のプロ。そんな人が伝授する食べ方なら、さぞやおいしいに違いない!では、さっそく♪

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卵のソムリエ「タマリエ」とは?

今回初めて聞いた、ソムリエならぬ「タマリエ」。タマリエとは、卵についての知識を正しく理解した卵のソムリエのことで、一般社団法人日本卵業協会が認定する資格。「一ツ星・三ツ星・五ツ星」の3ランクあるそうです。ちなみに、最上級資格「五ツ星」取得者は、元フレンチシェフの上野貴史さん含め、日本に9人しかいないらしいですよ。

では、卵のことを知り尽くした五ツ星タマリエ、上野さんおすすめの餃子のつけダレを試してみましょう。


「五ツ星タマリエ」直伝!餃子の”卵つけダレ”を試してみた!

作り方は、溶いた生卵(1個)にコチュジャン(適量)を入れ、しっかりかき混ぜるだけ。今回はコチュジャン小さじ1/2杯入れることに。多すぎるかな?

使うコチュジャンによると思いますが、今回わたしが使ったコチュジャンは、卵と混ざりにくかった…。いきなり卵と混ぜるのではなく、少量の溶き卵でコチュジャンをのばしてから卵と混ぜる方が混ざりやすいかなと思いました。

出来上がったコチュジャン入り”卵つけダレ”は、こんな感じ。オレンジ色の鮮やかなタレになりました。


では、焼いた冷凍餃子につけて食べてみましょう。

たっぷり卵ソースをつけて…

いただきます!

おおおっ!おいしーーーーい!コチュジャンの辛味とコクと甘味が、卵のコクとまろやかさと相まって、最高。卵をコチュジャンとよ~く混ぜたので、卵のとろみが均一で”ピリ辛コク旨濃厚卵ソース”になっています。

すばらしいのは、餃子のおいしさを邪魔せず、餃子のおいしさを引き立てていること。

卵のとろみで餃子の餡ともよく絡み、旨味マシマシです。定番のしょうゆと酢とラー油のサラッとしたつけダレとは違う濃厚さがあり、餃子の食べ応えも増す感じです。


そして、五ツ星タマリエ上野さんは、たこ焼きにおすすめのつけダレも紹介していました。

もちろん、卵を使います。今度は生卵ではなく、温泉卵!

たこ焼きには”温泉卵ダレ”がおすすめ!

作り方は、温泉卵(1個)をしっかり溶いて、めんつゆ(適量)と青のり(適量)を入れて出来上がり。今回はめんつゆ(2倍濃縮)を小さじ1杯入れることに。

ちなみに温泉卵は、ネットで調べて作りました。作り方は、卵がかぶるくらいたっぷりのお湯を鍋で沸かし、沸騰したら火を止めて常温に戻した卵を投入。
15分置いた後、水につけて冷まして出来上がり。とっても簡単に作れてびっくりです。

では、レンチンした冷凍たこ焼きにつけて食べてみましょう。

こちらもすこぶるおいしーーーい!まろやかな温泉卵に、青のりの磯の香りとめんつゆの甘みとだしがプラスされ、めちゃ旨です。たこ焼き自体についているだしの旨味との相乗効果で、おいしさマシマシに。

このままご飯にかけてTKGにしてもおいしそうな、甘味と塩味と旨味が絶妙な卵ダレです。
卵ダレはたこ焼きにちょっとつけるのではなく、たっぷり絡めていただきたい感じ。たこ焼きとともに、スプーンでタレをたっぷりすくって一緒に食べるのが、わたし的にはおすすめです。

餃子の”コチュジャン入り卵つけダレ”も、たこ焼きの”温泉卵ダレ”も、卵を知り尽くした五ツ星タマリエ直伝のタレだけあって、どちらもとってもおいしかったです。共通して言えるのは、卵をつけダレに使うと、つけた食材のコクが増し、まろやかで濃厚な味わいになること。卵パワーってすごいですね。

五ツ星タマリエ直伝の卵ダレ、ぜひ試してみてはいかがでしょう♪

<参考文献>
Web

『AJINOMOTO PARK ~Q 温泉卵の作り方は?~』
https://park.ajinomoto.co.jp/
recipe/basic/qa/detail63/