春はキャベツの葉がやわらかく一層おいしくなる季節。キャベツを使った料理はたくさんありますが、ガッツリ系の中華おかずを食べたい気分です。
そんな思いに応えてくれそうなレシピを、YouTubeの料理系チャンネル『食事処さくら』で見つけましたよ。回鍋肉のような炒め物ですが、キャベツをほぼ炒めずに作るそう。味付けは豆板醤、甜麵醬、みそ、酒、ゴマ油なので中華風ですが、青じそがたっぷり。ご飯に合いそうなので作ってみることに。

リュウジ『煮込んだキャベツはこんな旨くなる⁉』 絶対やみつきレベル「鶏とキャベツのとろとろ煮」に挑戦♪

食事処さくらさんのX(旧Twitter)がこちら!

豚肉と甘味噌のうま味とコクが抜群…!
青じそがアクセント『豚肉とキャベツの甘味噌炒め』

材料(2人前)
青じそ 1~2束
キャベツ 300g
豚バラ肉 200g

タレ
ごま油 大さじ1
豆板醤 小さじ2(12gほど)

甘味噌タレ
甜麺醤 大さじ1(20gほど)
味噌 小さじ2
酒… pic.twitter.com/cKkDgzHv5h— 食事処さくら@料理家/YouTuber (@kitchen_sakuras) February 29, 2024

豚肉と甘みその旨味とコクが抜群!と紹介されている「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」を、食事処さくらさんがX(旧Twitter)にポストしていました。

詳しい分量と作り方まで書かれているので、どんな料理になるのか想像しやすいですね♪

レシピ考案者の食事処さくらさんは、YouTubeで料理系チャンネル『食事処さくら』を運営。
”ひと手間で料理をちょっとだけおいしく”をテーマに、日々の献立に役立つレシピを投稿。チャンネル登録者数は73.1万人に上りますよ。

今回作ってみる「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」は、キャベツを炒め過ぎないのがポイント。春はキャベツがおいしいので、作ってみます♪

キャベツは短時間加熱が鉄則!「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」にトライ!

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


【材料】(2人分)
キャベツ…300g
青じそ…1~2束 ※今回は1束使用
豚バラ薄切り肉…200g
ゴマ油…大さじ1
豆板醤…小さじ2
甜麺醤…大さじ1
みそ…小さじ2
酒…大さじ1
サラダ油…適量

1.ゴマ油と豆板醤。それとは別に、甜麺醤、みそ、酒を混ぜたもの。2種類の合わせ調味料を作ります。


【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


豆板醤だれとみそだれは、味付けの際、投入するタイミングが異なるので、別々に混ぜておきます。

2.キャベツの葉を食べやすい大きさにちぎり、芯の部分を薄切りにします。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


芯の部分は水分が多いので、加えずに別の料理に使ってもいいとのこと。今回は動画通り、薄切りにして使うことにします。

3.キャベツを水洗いし、しっかりと水気を切ってから2~3回手で押して、最後まで水切りします。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


キャベツに水分が残っていると、合わせ調味料の味がぼやけるので、しっかりと水気を切ってくださいね。
サラダスピナーで水切りすると、しっかり絞れるとのこと。最後の最後まで、手でグッとキャベツを絞って水分を出しきるのがポイントです。

4.豚バラ薄切り肉を食べやすい大きさに、青じそを千切りにします。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


豚バラ肉をほぐしておくと、炒めた時に固まらずに済みますよ。千切りにした青じそは最後に加えるので、ほぐして置いておきます。

5.フライパンにサラダ油を引き、弱めの中火で熱します。
キャベツ全体に油を絡めながら、軽く炒めます。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


この段階では、キャベツが温まる程度でいいとのこと。弱めの中火で1分ほど炒めてボウルに取り出しました。

6.フライパンにサラダ油を引き、弱めの中火で熱します。そこで豚バラ肉をほぐしながら、焼き色が付くまで炒めます。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


豚バラ肉に脂がたっぷりと付いていたので、今回はフッ素樹脂加工のフライパンでサラダ油を引かずに5分ほど炒めました。


7.フライパンの空いた部分で1の豆板醤だれを炒め、しっかりと香りを引き出して豚バラ肉に絡めます。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


豆板醤はしっかりと炒めた方が、香りや風味が出ておいしくなりますよ。2分ほど炒めましたが、パチパチと跳ねるので火傷にご注意くださいね。炒まったら、豚バラ肉に絡めて1分ほど炒めました。

8.フライパンの空いた部分で1のみそだれがふつふつとする程度に温め、豚バラ肉に絡めます。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


みそは加熱し過ぎると風味が飛ぶので、炒め過ぎないのがポイントです。
みそだれを加えると、すぐにふつふつとしたので、豚バラ肉に絡めながら1分ほど炒めました。この段階で、甘みその濃厚な香りが広がります♡

9.5のキャベツを加え、手早く混ぜ合わせます。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


炒め過ぎるとキャベツの水分が出やすいとのことなので、キャベツを温める感覚で2分ほど混ぜました。お皿に盛って青じそを乗せたら完成です。

キャベツがパリッ&シャキッ!豚バラ肉が韓国焼肉風の濃厚さ!

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


料理処さくらさん考案の「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」が完成しました♪最後に青じそを乗せたので、一般的な回鍋肉よりも上品な印象です。

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


キャベツ、豚バラ肉、青じそを一緒に口に入れると、濃厚な甘みその味わいが広がります。それと同時に、青じその清涼感も広がってさっぱり♪

キャベツはほぼ炒めていないので、シャキシャキ!歯ごたえがとってもいいです。一般的な回鍋肉って、キャベツがくったりしていますよね。けれど、「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」に入っているキャベツは、温かいのですが、サラダに近いパリッとした瑞々しさを感じました。

キャベツがくたっとしていないので、盛り付けた時にボリューム感が出るのもうれしいですよ!

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


豚バラ肉は先に豆板醤だれで炒めたことで、濃厚な韓国焼肉のような味わいでした。筆者には唐辛子の味が少し辛かったので、ご飯にオン。キャベツとの相性もよかったのですが、ご飯との相性ももちろん抜群!

「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」は、ご飯が進むおかずになること請け合いです!

キャベツを温める程度の炒め方ならシャキシャキ食感をキープ出来る!

【春キャベツの火入れ】炒めすぎないのがコツ♪おうちの「回鍋肉」は“弱火で軽く”パリッと食感を目指す


YouTubeの料理系チャンネル『食事処さくら』で見つけた「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」は、キャベツを炒め過ぎないのがポイントでした。

キャベツは炒め過ぎると水分が出て水っぽくなるとのこと。温める程度の火入れしかしませんでしたが、キャベツは生でも食べられるので、理にかなっている作り方だと思いました。

また、中華おかずの回鍋肉はにんにくが入るのが一般的かなと思います。ですが、「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」は、にんにくの代わりに青じそを添えるため、中華っぽくもあり、和風っぽさもありました。

ご飯によく合う濃厚な味わいのおかずなので、毎日の献立にお役立ちな一品ですよ!春はキャベツがおいしい季節なので、ぜひ作ってみてくださいね。