愛用している鍋やフライパンの「焦げつき」は悩みのタネですよね。いくら洗っても落ちないし、もう手放そうかな…と思っていませんか?諦めるのはちょっと待って!オキシクリーンなら、頑固な焦げつきもきれいに落とせるんですよ。
今回は、わが家の15年分の焦げがこびりついた鍋と、以前は白かったフライパンで実践してみます。真っ黒になった鍋は、果たしてどこまできれいになるのか?衝撃の結果をお楽しみに♪

【オキシ漬け】マグやポットの10年ものの「茶渋汚れ」「着色汚れ」が漬けるだけで落ちるのか…試してみた

今さら聞けない「オキシクリーン」とは?

新品買うの待った!15年物の真っ黒焦げ焦げ鍋を「オキシ煮」30分してみたら…【衝撃すぎるアフター】


オキシクリーンとは酸素系漂白剤です。お湯に溶かすことで酸素の泡が発生し、頑固なシミや汚れを一気に落とします。キッチンの油汚れ、浴槽の汚れ、皮脂汚れ、茶渋や衣類の黄ばみなど、家庭にあるさまざまな汚れに効果があります。塩素系洗剤とは違い、酸素の力で汚れを落とすため、素材が傷みにくくツンとした臭いがしないのもうれしいポイントです。

とっても便利なオキシクリーンですが、使えない素材もあるので注意しましょう。

【オキシクリーンが使えないもの】
・ウールやシルクなど水洗いできない繊維
・革製品
・ドライクリーニングのみと表示された衣類
・宝石類
・金属全般
・金属製の付属品
・ラテックス塗料
・ジュートやチーク材
・仕上げ木材

※金属に溶液がついた場合は、すぐに水で洗い流してください。

オキシクリーンの正しい使い方  

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【使うもの】
・オキシクリーン
・お湯(40~60℃のぬるま湯)
・ステンレス製の大きな鍋
・重曹
・ゴム手袋
・スチールウールタワシ
・ラップ

【オキシクリーン溶液の作り方】
①40~60℃のお湯を容器に入れる
②4Lに対し付属のスプーン1杯(28g)を入れる
③オキシクリーンが溶けきるまでよく混ぜる

【オキシペーストの作り方】
オキシクリーン:重曹:ぬるま湯を1:1:1の割合で混ぜる

●注意点
・オキシクリーンは40~60℃で最も効果を発揮します。温度が冷たいとオキシクリーンが溶けきらず、熱すぎると効果が出る時間が短くなってしまいます。より高い効果を発揮するためにも、適温のお湯で十分溶かしてから使用してください。
・オキシクリーンは金属に使用すると変色する恐れがあるため、金属製ではない容器を使ってください。
・溶かしたときに発生する酸素は人体に無害ですが、吸い込まないように注意し換気しながら使用しましょう。

・肌荒れする恐れがあるため、オキシクリーンを素手でさわらないようにしてください。

オキシクリーンを溶かすと出るのは「酸素」。なので有害な気体が出るわけではないですが、使うときには熱気や湯気を吸い込むのは好ましくないので、換気は必ず行ってください。

では、早速やっていきましょう!

【ビフォー】焦げが目立つフライパンと片手鍋

今回のエントリーは、購入して半年のフライパンと15年愛用しているステンレス製片手鍋です。

【フライパンのビフォー】

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白色が可愛くてお気に入りなんですが、焦げが目立って困っています。

【ステンレス鍋のビフォー】

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使った日は中性洗剤で洗っていますが、焦げがひどすぎて真っ黒です。時々金タワシで洗っていたのですが、疲れるしまたすぐに焦げるし…と思い、最近はすっかり諦めていました。15年あまり積もった頑固な焦げは、果たしてオキシクリーンで落ちるのでしょうか?

フライパンはオキシペーストを塗って1時間放置

基本的に、フッ素加工のフライパンにはオキシクリーンの使用は不可。今回のフライパンはフッ素加工してありませんが、外側だけをオキシペーストで掃除していきます。

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焦げつきが気になる箇所にオキシペーストを塗り、ラップをかぶせて1時間放置。

フライパンの焦げつきを磨く

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時間になったら、先ほどかぶせていたラップを丸めて焦げを磨いていきます。このときスポンジを使うと、細かな穴に重曹が入り込んで研磨力が十分に発揮できません。
その点、丸めたラップなら重曹のツブの研磨する力をダイレクトに発揮できますよ。

薄い焦げつきなら2、3回こすったら消えました。少し頑固な汚れは、スチールウールタワシで3~5分ほどクルクル磨くときれいになりました!

【フライパンビフォー】

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【フライパンアフター】

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半年ぶりに、輝きを取り戻せてうれしい♪

ステンレス鍋はオキシ溶液で30分煮込む

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最難関のステンレス鍋は、オキシ溶液でじっくり煮込んでみます。ひと回り大きなステンレス製の鍋にオキシ溶液を作り、焦げた鍋を入れて弱火で30分コトコト煮込みましょう。
何をしても落とせなかった頑固な焦げは、本当に落ちるのでしょうか…!

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30分後、ドキドキしながら鍋を出してみると…あれ?すでに焦げがベロンッと取れかかっています!比較的焦げの層が薄かった箇所は、煮込むだけで剥がれました。

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それでもしぶとく残った焦げつきは、スチールウールタワシで磨いていきます。

【アフター】真っ黒だった鍋がピカピカになりました!

【ステンレス鍋ビフォー】真っ黒だった鍋が…

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【ステンレス鍋アフター】こんなにピカピカになりました!

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5分ほど磨いたら、ステンレス本来の輝きが出てきました!今までスチールウールのタワシで磨いても外側の汚れはびくともしませんでしたが、オキシ溶液で煮込んで焦げが落ちやすくなっていたんですね~。(※ちょっと傷がついていますが、以前金タワシで力任せに磨いたときのものです)

元はこんなにピカピカだったのか~と感動しました。

こんなに簡単に焦げつきが落とせるなら、もっと早くやればよかった~!人前に出すのが恥ずかしかったフライパンと鍋が、生まれ変わったみたいで大満足です。

諦めていたあなたの鍋&フライパンも、オキシクリーンでピカピカにしてみませんか♪
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