ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスが、『MusiClavies』という楽器擬人化プロジェクトを提供中! まだ履修していない女子も多いようですが、「沼が深い」と話題のコンテンツ。一体どのようなコンテンツなのでしょうか?
『ミュージックラヴィス: MusiClavies』という楽器擬人化プロジェクトを、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスが提供中。『AMNESIA』などで有名な花邑まいさんがキャラクター原案をつとめる、この新たなコンテンツが「かなり沼が深い」と注目を集めているようです。
ヤマハの楽器擬人化プロジェクト「MusiClavies」画像1
via プレスリリースよりグランドピアノがオラオラ系イケメンに!
同プロジェクトでは、楽器をイケメンキャラクターに擬人化。例えば“フォルテ”というキャラクターは、“楽器の王様”と呼ばれるグランドピアノをモチーフにしています。性格は王様らしく、だいぶオラオラな俺様系。一方で公式サイトのプロフィールでは、「人間の情と、情があるからこその悲哀、悲劇を見てきた」と切ない過去も明かされていました。
各キャラクターにはただ単に見た目だけ楽器を擬人化するのではなく、それぞれバックボーンとなるストーリーがある模様。
キャッチコピーも、
“楽器の王様、万能の音色、ここに降臨!「神に感謝しろ。この俺の演奏が聞けることを!」”(フォルテ)
“誇り高きストラディバリウス「君のために鳴ってあげると思ったら大間違いだ」”(ヴェルニーチェ)
……など、個性的なものが用意されています。また人気声優によるボイスもキャラの魅力を引き上げており、フォルテ役には小松昌平さんが起用されています。その他ヴェルニーチェ(ヴァイオリン)役の野島裕史さんや、アルク(チェロ)役の櫻井孝宏さん、クレイ(アルトサクスフォーン)役の日野聡さん、ルル(オーボエ・ダモーレ)役の豊永利行さんなど豪華声優が勢揃い。
声優ファンにとっても見逃せないプロジェクトです。

ヤマハの楽器擬人化プロジェクト「MusiClavies」画像2
via プレスリリースより楽器の音色で高貴な気分になれる…!
そんな『MusiClavies』のプロジェクト第1弾として世に出たのは、各キャラクターたちのドラマCD。楽器たちによる「ドラマパート」や、主人公との会話「シチュエーションパート」などが楽しめます。
そして何より特徴的なのは、一流奏者によるインストの楽曲が収録されていること。ストーリーやCVだけでなく、楽器の音色まで含めて“1つのキャラクター”と言えるでしょう。
ドラマCD『MusiClavies - Op.ピアノ -』視聴1
via www.youtube.comコンサートも本格的!
その他『MusiClavies』はコラボカフェやグッズも展開。それだけでなく、11月に開催されたコンサートはクラシックの演奏会が開かれる本格的なホールで開催され、キャストと奏者はタキシードで登場するこだわりよう。
沼に足を踏み入れたファンからは、「まずキャラクターが素晴らしすぎる」「寝る前にだらだらドラマCDを聴いてるとすぐ沼る」「耳が幸せ」といった声が上がっていました。
コンサートに足を運んだ人からは「演奏とセリフでスッと作品に入り込ませてくれるプロの完成度」「生の演奏に初めて触れて体に電流が流れた」と美麗なキャラクターと高貴な楽器の音色のコラボレーションに感動する声も。楽器擬人化プロジェクト「MusiClavies」初コンサートで司会を務めさせて頂きましたが、演奏家の方々や皆様のおかげで無事やり切る事ができました。本当にありがとうございました。
— 小松昌平 (@shohei_k0414) November 8, 2019
皆様の応援があれば、これからも色んなことが出来ると思います。今後ともよろしくお願い致します!#MusiClavies pic.twitter.com/iKdFuvpGM5
ちなみにYAMAHAといえば、あの“初音ミク”を生み出したことでもお馴染み。新しい“音楽×キャラクター”のプロジェクト『MusiClavies』にも期待せざるを得ません。
●公式サイト:https://www.yamahamusic.co.jp/files/34/ymc/musiclavies-cd-op/pf/