「チューダー(TUDOR)」の名は時計好きには知られていたものの、日本本格上陸を果たしたのは2017年。

先進的な技術に加え、1926年の創業以来、数々の冒険を支えてきた伝統が息づくネオレトロなスタイルに熱い注目が注がれている。



ダイバーズとクロノグラフを融合した陸海万能スポーツ

今狙いたい「TUDOR」の厳選時計5本。キーワードは“ネオレ...の画像はこちら >>

SSケース、41mm径、自動巻き。55万6600円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)



ブラックベイ クロノ

チューダーはブランド初のクロノグラフを1970年に発表し、以降モータースポーツとも深く関わってきた。本作はこれに’50年代から培ってきたダイバーズの技術を融合させた独創的なシリーズ。

視認性にも優れた人気のパンダダイヤルは、3時位置のカウンターに一般的な30分とは異なる45分積算を採用し、レーシングクロノの伝統を受け継ぐ。着脱可能なプロテクターを備えたレザーストラップもレトロテイストを醸し出す。


ひけらかすことなく不変を貫くベーシックモデル

今狙いたい「TUDOR」の厳選時計5本。キーワードは“ネオレトロ”だ

SSケース、36mm径、自動巻き。29万9200円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)



ブラックベイ 36

1969年に登場した独自の時針はスノーフレークと呼ばれ、ブランドのアイコンになっている。これを採用し、シルバーダイヤルに強い個性を演出。美しいポリッシュベゼルは、硬質なサテン仕上げのケース&ブレスにも際立ち、36mm径の控えめなサイズは、シーンを問わず長く愛用できる。

不変のスタイルには、’26年の創業時に掲げられた、堅牢性と耐久性、精度の追求という理想の時計作りのビジョンが変わることなく貫かれているのだ。
 

今も冒険を続ける現代のジェットセッターに

今狙いたい「TUDOR」の厳選時計5本。キーワードは“ネオレトロ”だ

SSケース、41mm径、自動巻き。

46万900円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)



ブラックベイ GMT

ブランドを代表するダイバーズにGMT機能を装備。ブルー×バーガンディのベゼルリングに、赤いスノーフレーク針が第2時間帯を表示する。

ブレスレットは、1950~’60年代に用いられたリベットスタイルに、現代のソリッドリンク製法を併用した。まさにネオレトロだ。
--{1/2}--

厳寒の過酷な環境にも耐えた探検のスピリッツを宿す

今狙いたい「TUDOR」の厳選時計5本。キーワードは“ネオレトロ”だ

SSケース、40mm径、自動巻き。42万4600円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)



ノースフラッグ

1952年、イギリス海軍による北グリーンランドでの科学探険を支えたのはチューダーだった。その事実から着想を得たのが「ノースフラッグ」。

70時間のパワーリザーブ表示を備えた信頼性と、ラグと一体化させた堅牢なケース。探検の精神は綿々と受け継がれる。
 

スポーティなブルーダイヤルに荘厳たる王室の風格が漂う

今狙いたい「TUDOR」の厳選時計5本。キーワードは“ネオレトロ”だ

SSケース、41mm径、自動巻き。26万2900円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)



チューダー ロイヤル

「ロイヤル」の名称は1950年代に登場し、美しいポリッシュ仕上げのベゼルに交互に刻みを入れたエレガントなスタイルはその名に相応しい。

精悍なブルーダイヤルに日付とフル表示の曜日の実用性を備え、ケースと一体設計されたブレスレットがスポーティな存在感を漂わせる。


チューダーが似合うスタイリングも合わせてチェックを。


※本文中における素材の略称:SS=ステンレススチール

今狙いたい「TUDOR」の厳選時計5本。キーワードは“ネオレトロ”だ

編集部おすすめ