ヘラルボニーの新ビジュアルは「HERALBONY 2022」に起用された池田エライザ。彼女が着用するのは、今回のコラボで生まれたアートシャツだ。
最高品質のウールで、最高の着心地の体験を
始まりは、愛知・岐阜両県の尾州ウール産地で昨年初開催された観光産業イベント「ひつじサミット尾州」での両社の出会いから。コロナ禍でアパレル産業全体が打撃を受けたが、尾州ウール産地もその例外ではなかった。作り手と使い手が繋がり、産地一丸となって尾州ウールについて発信する試みを始めたのが、三星毛糸の岩田だ。
スーパーメリノウールアートシャツは2 色展開。
アートフーディは、ウールの柔らかさと滑らかさをより引き出すため、細かく紡績したオリジナル糸を使用。カラーはBlackのみで、サイズはS、M、L、XLで展開(税込44000円)。最高の着心地を体感でき、リモートワークが進むなかビジネスシーンでも活躍する一着になりそうだ。三星毛糸の岩田は「ウールというとチクチクしたり、コートやスーツのイメージがあったりするかもしれませんが、素肌に着ても気持ちの良い生地を使っています。そこにヘラルボニーのアートが加わって、リラックスして着られるのに品がある。
滑らかな着心地を追求したスーパーメリノウールアートフーディ
ヘラルボニーの2022年の年間ビジュアルに起用された女優・池田エライザは撮影時に今回のコラボ服を着用。池田はもともとアートに関心があり、自身のインスタグラムでヘラルボニーを紹介したことから広告撮影が実現した。池田は「彼女たち(ヘラルボニーが契約を結ぶアート作家)がもつ集中力やパフォーマンス力は真似できるものではなく、アートとして優れていると感じます」と語る。アートシャツの着心地が良く、日常使いしたいという。「私はショートカットなので大きめな1枚をシンプルに着たいです。スカーフを真知子巻き(頭と耳をスカーフで覆う巻き方)みたいにして合わせてもかわいいですね」
アートシャツを着用するヘラルボニー代表の松田崇弥。今回のコラボ対談が2月25日発売の「Forbes JAPAN」本誌に掲載される=佐々木康撮影
コラボ商品は、ヘラルボニーが運営するアートライフスタイルブランド「HERALBONY」のオンラインストアで販売されている。今回のコラボレーションについては、2月25日発売の「Forbes JAPAN」スモール・ジャイアンツ特集に掲載している。