▶︎この記事の画像ギャラリーを見る

ファッション的視点で考えると、車のボディカラーはスタイルを決定付けると言っていいほど重要なポイント。SUV好きなら、ぜひ“オリーブグリーン”の一台を検討してほしい。


なぜならSUVのルーツはミリタリーにあり、オリーブグリーンはいわばSUVの正統派“クラシックスタイル”と言っても過言ではないからだ。

今回は純正カラーでオリーブグリーン(色の名称はメーカーによってさまざまだが)を持つ、硬派なSUV5台を紹介。



初代を彷彿させる“この色”がやっぱりカッコいい「ディフェンダー」

ミリタリーを感じる「オリーブグリーン」のSUV。Gクラスから“軽”まで推薦5選

ランドローバー「ディフェンダー」


ディフェンダーの純正色で用意されている「パンゲアグリーン」。

初代ディフェンダーを彷彿させる淡いグリーンで、ルーフをホワイトやブラックに変えてツートンで楽しむことも可能だ。

人気色だけに人とカブる可能性は高いけれど、やっぱりディフェンダーにはこの色がよく似合う。といってもラダーやマウントギアキャリアなど、豊富なオプション類で差別化しやすいのがディフェンダーの魅力。

ちなみに「パンゲア」とは地球がまだ5大陸に分かれる前の、超巨大大陸のこと。道なき道を進むディフェンダーにピッタリなネーミングだ。



NATO軍も採用した「Gクラス」が纏うオリーブグリーン

 
ミリタリーを感じる「オリーブグリーン」のSUV。Gクラスから“軽”まで推薦5選

メルセデスAMG「G63 manufaktur Edition」


白・黒・シルバーが定番のGクラスだけど、オリーブグリーンを纏うだけでご覧の通り。NATO軍に採用されたほどのタフギアであることを見る度に思い出させてくれる。

これは2020年7月に発売されたGクラスの限定車「manufaktur Edition(マヌファクトゥーア エディション)」。G350dとG63があり、G63のみ「マグノダークオリーブグリーン(マットペイント)」という特別色で覆われた。

ボディカラーに合わせマットブラックの22インチ鍛造アルミホイールが備わり、ヘッドライトやフロントウインカー、リアコンビネーションランプにブラックスモークが施されている。

現在は販売されていないが、中古車で見つけたくなる特別なGだ。




「ジープ」最小でも存在感がデカいのは色のせい?

ミリタリーを感じる「オリーブグリーン」のSUV。Gクラスから“軽”まで推薦5選

ジープ「レネゲード」


ジープの最小モデル、レネゲード。街に似合うポップなデザインが特徴のひとつで、ボディカラーもレッドやイエロー、オレンジなんかが用意されていた。けれどそこは軍用車生まれのジープブランド。こんなミリタリーなグリーンもサマになる。

ラングラーだと本気の軍モノっぽくなるだろうけど、レネゲードなら程良くシュッとして丁度良いバランスじゃないか。

実はこのボディカラーの名前は「コマンド」。現在はカタログ落ちしてしまっている。

だから中古車で見つけるほかないが、逆に言えば街中でのカブり率は極めて低いかも!?
--{}--

色名ジャングルグリーンの「ジムニー」で道なき道も

ミリタリーを感じる「オリーブグリーン」のSUV。Gクラスから“軽”まで推薦5選

スズキ「ジムニー」


小さくて高い悪路走破性を備えているから、どんな道でもグングン進んで行けるジムニー。泥汚れが似合う本格派だ。

当然(?)「ジャングルグリーン」なるボディカラーも用意されている。

その名の通り、確かにツタの垂れ下がったジャングルのぬかるんだ地を、慎重に進んでいそうなイメージになるのがまずカッコいい。

さらに、大きな無線アンテナを背後に背負って街中を走ればもう自衛隊車両!?  ジムニーのタフさを強調するカラーだ。



遊べる軽なら「ハスラー」も忘れずに。この色も当然ラインナップ

ミリタリーを感じる「オリーブグリーン」のSUV。Gクラスから“軽”まで推薦5選

スズキ「ハスラー」


「遊べる軽!」を掲げるハスラーにも、オリーブグリーンカラーが設定されている。
それが「クールカーキパールメタリック」だ。

デビュー時はモノトーンのみの設定だったけれど、現在ではさまざまなカラーの組み合わせが選べる。

同社のジムニーほど本格派SUVではないけれど、雪道や砂利道もへっちゃらな4WDシステムが用意されているハスラー。

汚れにも水にも強いラゲッジを備えているだけに、キャンプの相棒にはピッタリ。泥まみれのシーンには、こんな色がよく似合うんじゃないかな。
編集部おすすめ