ボクサー気分で跳べ! ハイテク縄跳びでSTAY HOME時代...の画像はこちら >>

「左脳を刺激する! オッサンIT化計画」とは……

緊急事態宣言も徐々に解除の方向に向かっているが、まだまだ続きそうなテレワーク。通勤はもちろん、外出の機会が減ったことで運動不足が気になっている男性も多いだろう。

とはいえ、日ごろ体を動かしていなかった人の場合は、どんな運動から始めればいいのか、見当がつかないことがあるかもしれない。

そこでおすすめしたいのが、手軽にできる割には運動強度が高い“縄跳び”だ。スマートフォンと連携するハイテク縄跳び「Smart Rope PURE(スマートロープ ピュア)」(販売価格:7500円)を紹介しよう。


手軽ながら、運動不足解消はもちろん筋トレにも役立つ「縄跳び」

ある程度の広さがあれば、天気を問わず室内でも簡単に実践できる点が魅力の縄跳び。ボクサーがトレーニングに取り入れることからもわかるように、腕や手首を鍛えるのに効果的なほか、敏捷性や持久力も高まるなど、大人のエクササイズとしても恰好の運動だ。

ちなみに、通常の縄跳びを30分(10分×3回)続けた場合の消費カロリーは約480kcalとのこと。1時間程度のランニングにも匹敵するため、ダイエットにもおすすめなのだが、一方でランニングと同等、もしくはそれ以上に単調なのが縄跳びの悩みどころだったりもする。その点、今回紹介するスマートロープは、縄跳びの“単調さ”を補って余りある便利な機能を備えているところが、おすすめのポイントといえる。

ボクサー気分で跳べ! ハイテク縄跳びでSTAY HOME時代の運動不足を解消

では、スマートロープ ピュアの機能を紹介していこう。


回数カウントだけでなく、消費カロリーも「見える化」してくれる

「スマート」と名付けられていることからもわかるように、スマートロープ最大の特徴は、専用アプリ(iOS版/Android版)をインストールし、スマートフォンとBluetooth経由で連携することにより、運動の管理をデジタル化できる点にある。

ボクサー気分で跳べ! ハイテク縄跳びでSTAY HOME時代の運動不足を解消

特にうれしいのは、回数のカウントだろう。跳んだ回数をカウントしてくれるアナログ式の縄跳びもあるが、スマートロープの場合は回数だけでなく、消費カロリーも表示してくれる。

ボクサー気分で跳べ! ハイテク縄跳びでSTAY HOME時代の運動不足を解消

単調になりがちな縄跳びだが、回数や消費カロリーといった目安がわかれば、モチベーションの維持に役立つはずだ。

より効果的に運動したいなら、短い休憩を挟みながらある程度の回数をこなすインターバルトレーニングのモードを使うのがおすすめだ。

ボクサー気分で跳べ! ハイテク縄跳びでSTAY HOME時代の運動不足を解消

初級、中級、上級というように運動強度が異なるコースが用意されているので、レベルに応じて最適な運動ができる。また、ユーザー登録(無料)をすれば、履歴を蓄積させたり、ほかのユーザーと成果を競ったりすることも可能だ。

ちなみに、インターバルトレーニング初級の第1段階である「10回×3セット」に挑戦したのだが、これが思っていた以上のハードさ。縄跳びなんて、子供の遊びに毛が生えた程度……と高を括っていたのだが、これだけで結構疲れてしまった。逆に言えば、縄跳びなら短い時間でも結構ハードに運動できるのである。


回数や消費カロリーを「空中表示」させることもできる⁉

単調さの解消に役立つ機能としては、縄跳び本体に内蔵されているLEDにより、「跳ぶたびに回数や消費カロリーを空中に表示する」ことができるのも、非常にユニークな特徴だろう。

ボクサー気分で跳べ! ハイテク縄跳びでSTAY HOME時代の運動不足を解消

試してみたところ、結構暗いところでないとよく見えなかったりもするのだが、近未来っぽい演出がガジェット好きの琴線を揺さぶるのは確か。ひと味違った縄跳び体験をしたいなら、間違いなく「スマートロープ ピュア」はおすすめだ。

書き忘れていたが、肝心かなめとなる「縄跳び」としての性能も、トレーニング向けとしては十分と感じた。

ボクサー気分で跳べ! ハイテク縄跳びでSTAY HOME時代の運動不足を解消

グリップに重量があるのでフィット感も良好。ベアリングが内蔵されているのかもしれないが、縄の回転もスムーズだった。

注意点としては、アナログ式の縄跳びのように、縄の長さを自分で調整することが基本的に不可能なことだろう。

小(243cm)身長152~163cm向け
中(258cm)身長165~175cm向け
大(274cm)身長178~188cm向け

と、身長にあわせて縄の長さが違う3タイプが用意されているので、購入の際には自分にあったタイプを選ぼう。

もちろん、縄跳びとして考えると7500円という価格は、高価な部類に入る。しかし縄跳びの単調さを解消し、モチベーション維持に役立つ機能が搭載されていることを考えれば、なかなか魅力的なガジェットといえるのではないだろうか。テレワークの運動不足を解消したいなら、ぜひ視野に入れてほしい。

[関連サイト]
スマートロープ ピュア
https://gloture.jp/products/smart-rope-pure

[問い合わせ]
グローチャー
https://gloture.jp

 

連載「左脳を刺激する! オッサンIT化計画」一覧へ

「左脳を刺激する! オッサンIT化計画」
1990~2000年代、テクノロジーの進化とともに青春時代を過ごしたオッサンたち。“最新ガジェット”“プログラミング”などにキュンとする気持ちを胸に秘めている人は多いだろう。でも、時代に乗り遅れて凡庸なアナログ人間になっていないか? いまこそ脳を刺激するITに再度目覚めるとき! 上に戻る

石井敏郎=文

編集部おすすめ