アークテリクスの技術力を継承し、都市での生活にフィットさせたアパレルブランド「ヴェイランス」から、こんなバッグが発売される。

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これ、素材に“とあるもの”を使っているのだが、何かわかるかな?

この色、このハリ、シームレスなこのデザイン。

なんだか“シャカシャカ”聞こえてきそうな気がするが、答えは……

「ゴアテックス」の“アレ”から作った超ハイスペ・バッグ、その裏にあったいい話

なんと、アークテリクスのフラッグシップモデル「アルファ SV JACKET」の“端材”を使っているのだ!

そもそもこのジャケットは、過酷なフィールドでも対応できるよう、ゴア社とアークテリクスの共同開発によって誕生。表地に100デニールの「ゴアテックス プロ」を採用しており、アークテリクスとヴェイランスが使用する生地の中でもっとも耐久性に優れている。

つまり、超ハイスペックな端材を使ったサステナ・バッグというワケだが、スゴイのはそれだけじゃない。

「ゴアテックス」の“アレ”から作った超ハイスペ・バッグ、その裏にあったいい話
裏地はこんな感じ。まさにシェルジャケット!

実は本来、ゴア社のレギュレーション上、体に身に着けるモノ以外のゴアテックスの使用は禁じられている。しかし、本作は「残反を使用する」という名目で、特別に販売が許されているのだ。

さらに言うと、ノベルティなど非売品でゴアテックスのバッグがつくられることはあっても、商品として販売されるのはかなり稀だという。

「ゴアテックス」の“アレ”から作った超ハイスペ・バッグ、その裏にあったいい話

ディテールにもこだわっている。シームテープと止水ジップを施すことで、耐水性をさらに強化。

軽量で持ち運びがラクなので、さまざまなシーンで活躍しそうだ。

「ゴアテックス」の“アレ”から作った超ハイスペ・バッグ、その裏にあったいい話

今後は、黒と黄緑の「アルファ SV JACKET」の端材もポーチになる予定。ちなみに黄緑は、ビームスだけで展開されるスペシャルカラーだ。

「ゴアテックス」の“アレ”から作った超ハイスペ・バッグ、その裏にあったいい話
「SEQUE RE-SYSTEM TOTE」H40×W31.5×D15cm 3万5200円/アークテリクス コールセンター 03-6631-0833

冒頭のポーチのほかにも、2-WAY仕様のトートバッグをラインナップ。

これは、ヴェイランスの定番モデル「SEQUE TOTE」と同じ型で、素材をゴアテックス プロの端材に変更している。

「ゴアテックス」の“アレ”から作った超ハイスペ・バッグ、その裏にあったいい話
16インチのPCが入るぐらいのサイズなのでビジネスバッグとしても重宝しそう。手持ちと肩掛けの2-WAYで使用可能だ。

「RE-SYSTEM」と名付けられたこれらのシリーズは、9月上旬にリリース予定。

ゴア社の厳しいレギュレーションをクリアしたバッグは、優れた性能を持つだけじゃなく環境にも優しい。まさに現代の価値観にぴったりのアイテムと言えるだろう。

 

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アークテリクス コールセンター 
03-6631-0833
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