「最初のころはそれこそダウンタウンさんの番組だし、すごい緊張してましたけど、最終的にどこに向かっていくかわからないし、もう緊張するのはやめました。そもそも緊張してもしょうがない番組なんですよ。
それを悟ったのは、『早朝十種』。3日目終わって、朝、クロちゃんさんとタクシーで帰るときに『これで最後だね。3でキリがいいし』って話してたんです。そしたら次の日もあった。5日目でさすがに5で終わりだろうって思ってたら、6日目もあった。その辺りからものすごく怖くなって。これもう永遠に続くんじゃないかって。それで緊張しても無駄だな、体がもたないなって悟ったんですよ」
「早朝十種」は、小宮とクロちゃんが緑山スタジオの屋外で布団を並べて眠り、10日連続で寝起き対決をするというもの。これ以外でも、「ゴミ屋敷の住人、意外と何がどこにあるか把握してる説」では、こんな恐怖を味わったそうだ。
「ゴミ屋敷の住人って、やばい人多いイメージじゃないですが。
さらに「ボディブロー、じわじわ効いてこない説」では、本当に息が止まってしまったのにも関わらず、スタッフがゲラゲラ笑いながらカメラを回しており、これには思わず小宮も「(スタッフは)悪魔だと思いました」と、不満を表明。見ている方は爆笑の連続だが、やる方は苦労が絶えないようだ
◆『クイック・ジャパン』vol.134(2017年10月24日発売/太田出版)