この本は、ビートたけし(ツービート)、タモリ、明石家さんまの“お笑いBIG3”をはじめ、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナイン、さまぁ~ずなど、現役バリバリの売れっ子、オリエンタルラジオ、オードリー、南海キャンディーズ、古坂大魔王(ピコ太郎)など、現在ブレイク中で、これからも活躍が期待される大ブレイク芸人が、どんなきっかけで成功を掴んだのかをたどるもの。
ブレイクしたきっかけは、コントや漫才、キャラクター、決め台詞、アクシデントなど、人それぞれ。取り上げているネタは、
・ダウンタウン「トカゲのおっさん」
・ザ・ドリフターズ「もしも威勢のいい銭湯があったら」
・ナインティナイン「『岡村オファーがきました』シリーズ」
・ナイツ「ヤホー漫才」
・博多華丸・大吉「漫才・ユーチューバーになりたい」
・オードリー「ズレ漫才」
・ダチョウ倶楽部「どうぞどうぞ」
・FUJIWARA・フジモン「ガヤ」
・レイザーラモンRG「あるある早く言いたい」
・とんねるず「乱闘事件」
・タモリ「四カ国語麻雀」
・爆笑問題「時事漫才」
・笑福亭鶴瓶「局部露出事件」
・毒蝮三太夫「ババア中継」
・バイきんぐ「なんて日だ!」
ほか、総勢43組に上っている。山田ルイ53世(髭男爵)は、同書について、「これは芸人たちが己の人生を『0→1』にしたあの頃を描いた、おとぎ話である」とのコメントを寄せている。
著者の戸部田誠(てれびのスキマ)は、お笑い、格闘技、ドラマなどを愛し、主な著書は『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社新書)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。新聞、雑誌、Webでの連載も多い。
『売れるには理由がある』は2019年3月26日発売。定価1500円+税。