人気芸人たちは、どのような“チャンス”“きっかけ”“出会い”をモノにすることで、大きくブレイクすることができたのか? 人気芸人にブレイクの法則を学ぶ『売れるには理由がある』(戸部田誠(てれびのスキマ)・著/太田出版)が、3月26日に発売された。

この本は、ビートたけし(ツービート)、タモリ明石家さんまの“お笑いBIG3”をはじめ、とんねるずダウンタウンウッチャンナンチャンナインティナインさまぁ~ずなど、現役バリバリの売れっ子、オリエンタルラジオオードリー南海キャンディーズ古坂大魔王(ピコ太郎)など、現在ブレイク中で、これからも活躍が期待される大ブレイク芸人が、どんなきっかけで成功を掴んだのかをたどるもの。
雑誌『CONTINUE』の人気連載がついに書籍化された。

ブレイクしたきっかけは、コントや漫才、キャラクター、決め台詞、アクシデントなど、人それぞれ。取り上げているネタは、

・ダウンタウン「トカゲのおっさん」


ザ・ドリフターズ「もしも威勢のいい銭湯があったら」


・ナインティナイン「『岡村オファーがきました』シリーズ」


ナイツ「ヤホー漫才」


博多華丸・大吉「漫才・ユーチューバーになりたい」


・オードリー「ズレ漫才」


ダチョウ倶楽部「どうぞどうぞ」


FUJIWARA・フジモン「ガヤ」


レイザーラモンRG「あるある早く言いたい」


・とんねるず「乱闘事件」


・タモリ「四カ国語麻雀」


爆笑問題「時事漫才」


笑福亭鶴瓶「局部露出事件」


・毒蝮三太夫「ババア中継」


バイきんぐ「なんて日だ!」

ほか、総勢43組に上っている。山田ルイ53世(髭男爵)は、同書について、「これは芸人たちが己の人生を『0→1』にしたあの頃を描いた、おとぎ話である」とのコメントを寄せている。

著者の戸部田誠(てれびのスキマ)は、お笑い、格闘技、ドラマなどを愛し、主な著書は『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社新書)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。新聞、雑誌、Webでの連載も多い。

『売れるには理由がある』は2019年3月26日発売。定価1500円+税。
編集部おすすめ