沖縄タイムス紙面で連載した「沖縄の生活史」の監修者、岸政彦京都大教授らを招いた「沖縄の生活史研修会」が27日午後2時から開かれる。人生の最終段階を迎えようとする高齢者に関わる医療・介護従事者や家族らがその人の生活史を聞き取り、思いをはせる意義を考える。
現地とオンライン両開催で、誰でも無料で参加できるが申し込みが必要。 主催は在宅医療を推進する団体「OHS沖縄往診サポート」(読谷村)。新屋洋平代表は「生活史に触れることは、その方らしい生き方を医療・介護ケアに生かすきっかけになる」と説明。「沖縄では戦争や戦後の厳しい体験を持つ高齢者も多い。たとえ認知症などで本人が語れなくても、その方の生きた時代背景を知り想像することで、より良いケアにつながると信じている」と多くの参加を呼びかけた。 岸教授の他、神奈川県のホームケアクリニック横浜港南の足立大樹院長が登壇する。
現地会場は南部地区医師会館ホールで、オンラインでも同時中継する。 申し込みはこちら https://forms.gle/VfgCp9Pm2zv5CvEk7 から
高齢者の「生活史」を聞き、より良い医療・介護ケアを 1月27...の画像はこちら >>