最もトンカツに合う豚肉を決めるグルメイベント「とんかつベス豚(とん)グランプリ」が9月に東京都で開かれ、JAおきなわ銘柄豚推進協議会が出品したブランド豚「あぐー」が初代MVPに輝いた。
 同イベントは、全国六つのブランド豚肉産地で結成される実行委員会が10月1日の「トンカツの日」を盛り上げようと初開催した。
それぞれの産地のブランド豚を使ったトンカツを食べ比べ、一般参加者の投票で決めた。
 エントリーしたのは他に、オリーブ豚(香川県)、かごしま黒豚(鹿児島県)、上州麦豚(群馬県)、TOKYO X(東京都)、常陸の輝き(茨城県)。
 JAおきなわ銘柄豚推進協議会の浦崎進会長、玉城和巳副会長らが喜屋武盛人県農林水産部長を訪ね受賞報告した。
 玉城副会長は「夏には甲子園で沖縄の高校が活躍した。われわれもあぐー豚のおいしさを全国に広めていきたい」と喜びを語った。
 実行委員会の調査によると、消費者の約8割が豚肉やとんかつを食べる際に「豚肉のブランドを意識していない」と回答した。
 喜屋武部長は「これを機にあぐー豚が全国に広まってほしい。県内でもイベントを開催していきたい」と話した。(政経部・天願壮史朗)
トンカツに合う豚肉、沖縄の「あぐー」が初代MVP 参加者が食...の画像はこちら >>
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