【国頭】環境省やんばる自然保護官事務所は4月29日、希少動物のロードキルを防ごうと、交通事故防止キャンペーンを国頭村の県道70号と道の駅ゆいゆい国頭で開いた。
 関係者は「ゆっくり走ろう」と書かれたのぼりなどを持って沿道から手を振ったり、チラシを配ったりして、行楽客に安全運転を呼びかけた。

 同事務所によると、 4月25日時点の交通事故の確認件数はケナガネズミ19件(全て死ぬ)で過去最多を超えるペースだという。ヤンバルクイナは10件(うち8羽死ぬ)だった。同事務所の自然保護官の庄嶋菜月さんは「常に生き物が飛び出してくるかもしれないと思って運転してほしい」と呼びかけた。
 県道70号は、ヤンバルクイナの事故が多い場所で、繁殖期の5月は特に注意が必要だ。
 父に誘われて参加したといううるま市の金城恵理子さん(17)は「やんばる地域の自然を守りたくて参加した。このイベントを通して安全運転の意識を高められたら」と話した。(北部報道部・國吉楓乃)
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