24日発売の「週刊少年マガジン」21・22合併号で、『劇場版ブルーロック-EPISODE 凪-』主演・凪誠士郎役の島崎信長と潔世一役の浦和希の対談が掲載された。

 『ブルーロック』に対するもう一つの正史物語『ブル―ロック-EPISPSODE 凪-』を原作とした“青い監獄”での戦いを、もう一人の主人公凪 誠士郎の視点から描いた今作。
作品の魅力を語っている。

島崎:そうそう、TVシリーズの時って、みんなが潔の視点からこの“ブルーロック”の世界を見てますよね。それがよくわかるのが、一次選考セレクションでチームZの久遠渉が凪と(御影)玲王に八百長を持ちかけるシーンだと思うんです。

浦:あっ、それ僕も思ってました。

島崎:TVシリーズだと、みんな「久遠、テメェ…!」って気持ちで見ていて、潔たちに特に思うところはないでしょ? でも今回は凪の視点だから「いやいや潔たちもいきなり『お前らに勝つ人間だ!』と啖呵を切る前に謝れよ!」ってなった(笑)。

浦:なんなら凪と玲王は八百長をちゃんと断ってますし(笑)。


島崎:「ちょっと潔、監督不行届じゃない!?」とか思ったり(笑)。

浦:TVシリーズでは当たり前のようにあったセリフが、視点が変わるだけでこんなにも捉え方が変わるんだって思わされたワンシーンでした。

 『ブルーロック』は、週刊少年マガジンにて連載中の同名漫画が原作で、サッカーW杯で敗れた日本代表に足りない“圧倒的エゴイズムを持ったFW選手”の誕生を目指し、日本が国を挙げた高校生選手育成プロジェクトを開始するサッカー作品。

 集められたのは300人の高校生、しかも全員FWという299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーの誕生までを描くストーリー。コミックスは累計3000万部を突破している。

 2022年10月よりテレビアニメが放送され、第2期の制作も決まっており、劇場版は別冊少年マガジンにて連載中の『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作とし、天才・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”での戦いを再構成、新たな物語を描く。