テレビ朝日は29日、昨年11月に第1子女児を出産し現在育休中の弘中綾香アナウンサー(33)がテレビ出演で復帰することを発表した。

 弘中アナは30日放送のバラエティー『1泊(わんぱく)家族 2時間SP』(後7:00)に出演。
産後のテレビ出演は初となる。

 日本全国の驚きの暮らしをする家庭にスタッフが1泊し、わんぱくな人生を歩む家族から人生を楽しく生きる術を学べる密着ドキュメントバラエティー。ノブ(千鳥)、弘中アナのほか、レギュラー出演者の河北麻友子見取り図が出演。今回はゲストに長嶋一茂を迎える。

 番組では弘中アナの“ママ”ぶりもトーク。ノブから「まったく変わらない」と振られると、「うれしいです!」とニッコリ。
「今日も朝の4時半から起きています」と、慌ただしく奮闘している日々について明かした。

 今回は「富士山!屋久島!白川郷!宮島!ニッポンの世界遺産に住む家族に大密着!外国人さんも憧れまくっているぞ2時間スペシャル」と題し、日本の世界遺産に住む家族に密着する。

 まずスタッフが出向いたのは、岐阜県に位置する世界遺産・白川郷。日本の原風景を思わせる美しい合掌造りの集落群が1995年に世界遺産(文化遺産)に登録され、インバウンドの人気ランキングでも1位を獲得した。築170年の合掌造りで民宿を営む夫婦に、生活費や光熱費などを聞くが、日本有数の豪雪地域でもあるため、暖房費がトンデモナイことに…。買い物は定期的にやってくる「スーパーカー」で済ませる。
そんな白川郷で、一番お金のかかるモノを聞くと、スタジオの一同が驚がくする答えが…。世界遺産・白川郷でのリアルな生活を目の当たりにした一茂のリアクションや、河北、弘中のママ目線でのコメントにも要注目だ。

 続いては、「もう一度訪れたい日本の世界遺産ランキング」1位の広島県・宮島。現在、約1400人がここで暮らしており、コンビニも昨年できたばかり。厳島神社を目の前に見ることができるテラスが自慢の、広島県本土からの移住者の方によると、およそ500頭いる鹿との共存も、こちらに住むうえで大事なことだという。しかし、4月上旬には厳島神社の鳥居の周りで、0円で潮干狩りが楽しめ、立派な牡蠣はなんと東京の4分の1の値段と、魅力的な情報も満載。
牡蠣好きの一茂も「終の住処にちょうどいい!」と瞳を輝かせる。

 最後の世界遺産は富士山。ここに住む大鴈丸(おおがんまる)ファミリーは、自宅が重要文化財という。建てられたのは今から450年前。そんな大鴈丸ファミリーの大黒柱・ひとしパパは代々続く「御師(おし)」の末裔。現在で言うところのツアーガイドのような役割を大昔から果たしているという。
今回は「御師が薦める穴場スポット」を紹介する。