■『Yogibo presents RIZIN.46』(29日・有明アリーナ)
 第10試合のフェザー級タイトルマッチで王者の鈴木千裕が挑戦者の金原正徳にTKO勝利し、初防衛に成功した直後、アイルランドで修行中の平本蓮が自身のXで“決意表明”を連投した。

 7月28日の『超RIZIN.3』の朝倉未来戦に向けて、アイルランドのコナー・マクレガーのジムで武者修行中の平本。
海を超えて時差を超えて日本でのタイトルマッチをチェックしており、鈴木が勝利した直後に「いやー!よかったー!鈴木千裕は俺が殺る!」と宣言した。

 続けて「朝倉未来戦に絶対勝つ インパクト残して必ずどっかでタイトルマッチまで辿り着いて 絶対にRIZINのベルトを巻く」、さらに「そしてUFCに行く 絶対に俺ならできるわ!やってやる!」と吠えた。

 また、「日本に帰ったら親父と2人で完全自分のためのジムを出す アイルランドきて思ったこの10年が勝負 お金も少しできたから格闘技への全投資を自分に賭ける アスリートとしてもビジネスマンとしても大成功してみせる」と今後の展望も明かし、「覚醒する時が来た 大事なのは自分の在り方 最高のマインドセット完了した」とポストした。

 2年前の2022年3月に対戦して判定負けした鈴木が、今やフェザー級王者になり“最強の挑戦者”金原も下すほど、完全にRIZIN中心に躍り出た。SNSで口撃してきたが、その差は広まるばかり。しかし、ランキングのないRIZINならばその距離を一発逆転することもできる。


 まずは因縁の朝倉未来に大きなインパクトを残す勝利を飾り、鈴木の持つベルトにたどり着けるのか。そんな瞬間をド派手に迎えるため、“唯我独尊オオカミ”はアイルランドでその牙を研ぎ続ける。