久万真路氏が監督・脚本を務めた本作。
岩城にとっては1997年公開の『なにわ忠臣蔵』以来、約26年ぶりとなる主演作だが、「去年撮ったと思っていたら、実は一昨年だった」と笑わせ、「実は当時3本映画を撮っていたんですけど、まだどれも公開になっていない。昔は1ヶ月くらいしたら公開されていたのに…。だからすっかり忘れていましたよ」とジョークを飛ばした。
続けて「(プライベートで)きのうの朝飯も思い出せなくなってきたので、普段からこの役みたいな生活なんですよ」と明かし、「だから、今の自分を見せればいいだけ。女房もそう言って背中を押してくれて、公開を楽しみにしている。
そして「映画というものは見ていただかないと。これだけ多くの方に見ていただけてうれしいです」と2年越しの封切りを喜んだ。