今回、撮影前から佐藤嗣麻子監督を交えたワークショップや乗馬の練習をはじめ、約3ヶ月の撮影期間を共に過ごした山崎と染谷。
お互いの関係性について山崎は「染谷君は大先輩ですけど、本当に居心地よく、優しくて。お兄ちゃんのような感じで優しく寄り添ってくれて、楽しかったです。今回、がっつり一緒にやれたので、すごく仲が深まったなと思います」と語っている。
山崎をデビュー当初から知る染谷も「自分は晴明を理解して、賢人君も博雅という役柄を、お互いがお互いの役柄を理解し合っていく時間をものすごく作ってくれたので、それはとても素敵な時間でした」と撮影を振り返る。解禁となったメイキング写真では、佐藤監督と談笑する2人の姿からリラックスした空気感が感じられる。
本作は、平安時代に実在した最強の呪術師・安倍晴明と、雅楽家としても名を残した源博雅をモデルにした2人が、さまざまな怪奇事件を解決していく小説「陰陽師」シリーズの夢枕獏氏の全面協力のもと、原作では描かれていない、晴明の若き日を映画化。晴明の知られざる学生時代、そして博雅との出会い、凶悪な呪いと陰謀との対峙を描いている。陰陽師になることに興味がなく、友人もいない晴明にとって、唯一の理解者である博雅。はじめは反発しながらも、段々とお互いを支え合う存在へと変化していくエモーショナルな人間模様も見どころだ。