『名探偵コナン』などで知られる漫画家・青山剛昌氏の漫画『YAIBA』が、完全新作でアニメ化されることが決定した。アニメ制作は1994年のテレビアニメ最終話の放送以来、30年ぶりとなる。また、ビジュアルと特報映像が公開され、シナリオの完全監修を行う青山氏は「ヤイバを知ってる人も知らない人も、観てやってください!スゲーよ!!!」とコメントを寄せた。

 『YAIBA』は、ジャングルで修行にはげむサムライ野生児・鉄刃(くろがね やいば)が、ふとしたことから日本に戻り、新たな修行の地でさらなる強さを求めてサムライ魂一直線に躍進するアクション活劇。ライバル・鬼丸猛(おにまる たけし)と出会い、鬼丸が「伝説の魔剣」を手にしたことから始まるスペクタクル満載な旅路を描いている。

 『週刊少年サンデー』(小学館)で1988年~1993年まで連載され、全24巻のコミックス累計部数は1700万部を超える人気作品となっており、テレビアニメが1993年~1994年にかけて放送。『名探偵コナン』連載開始(1994年)1ヶ月ほど前まで連載していた作品となり、青山氏の代表作として知られている。

 本日8日発売の『週刊少年サンデー』24号には、青山氏描き下ろしのビジュアルポスターが掲載。雷神剣を手にこちらを見据える本作の主人公・鉄刃を中心に、作中の要となる様々な刀が描かれている。また、特報映像は、期待を煽る映像に仕上がっている。

 なお、今回の完全新作アニメは、すでにアフレコが始まっており、キャストやスタッフ情報などは後日発表される。