ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」が9日、新機能やコンテンツを導入し「WEAR by ZOZO」としてリニューアルしたことを発表した。AIを活用した好みのジャンル診断やお試しメイクの新機能を追加した。


 新機能「ファッションジャンル診断」は、同社がリアル店舗で提供する“超パーソナルスタイリングサービス”「niaulab by ZOZO」で得た独自の知見が活かされている。ユーザーが選択した好みのコーディネートから、ファッションの「好みのジャンル傾向」を、「ガーリー」「マニッシュ」など12ジャンルをもとに全144パターンで診断する。12種類のファッションジャンルによって構成され、診断結果をもとにユーザーは好みに近いコーディネートを検索できるほか、ジャンルの組み合わせによる絞り込み検索も可能となる

 さらに、ホーム画面も診断結果や閲覧履歴を基にパーソナライズされ、ユーザーの好みに近いコーディネートをレコメンドするなど、ファッションに特化したAIでのパーソナライズ化が進んだ機能となる。

 新機能「WEARお試しメイク」は、別のユーザーが登録したフルメイクデータをARで自分の顔に乗せて試すことが出来るもの。今回のリニューアルからメイク投稿が可能になり、メイクをした状態の自身の顔をスマートフォンで撮影することでフルメイクをARのメイクデータとして登録する機能も付く。気になるユーザーのメイクから自分に似合うメイクを探したり、購入したいコスメアイテムを使ったフルメイクがイメージしやすくなるほか、友人同士でメイクを試し合うことなども可能となる。