NHKは、1995年に発生した阪神淡路大震災の後、作家・村上春樹氏が著した4つの短編を、震災から30年を迎える今年、土曜ドラマ『地震のあとで』(NHK総合 後10:00~後10:45)として全4話の連続ドラマ化する。今回は、12日放送の第2話「アイロンのある風景」のあらすじを紹介する。


 全4話の物語の主人公を岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市が務め、脚本を映画『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允氏、演出をドラマ『その街のこども』『あまちゃん』で震災を描いてきた井上剛氏が手掛ける。年代も舞台も異なる4つの物語を通し、「地震のあと」の30年間の時間を描いていく。

■第2話「アイロンのある風景」あらすじ
2011年、茨城。家出して海辺の町に暮らす順子(鳴海唯)は、流木を集めたき火をするのが趣味の画家、三宅と出会う。順子は、自分と同じくこの町に流れ着いた三宅に惹かれ、いつしかたき火を共にするようになる。3月11日の明け方、たき火の大きな炎を前に、神戸にいた三宅の過去が明かされていく。
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