同番組は、兼近と満島が、おいしいものを食べにドライブする台本も仕込みもない旅番組。
鈴木が待っていたのは「万博記念公園内の太陽の塔」の前。出会った瞬間から鈴木の持つ独特の優しく楽しい雰囲気が伝わってくる。鈴木の提案で太陽の塔を裏側から見てのタイトルコールでスタートする。
兵庫県出身の鈴木が小学生の時に初めて見た芸能人は島木譲二だったという話から、鈴木が俳優を目指したきっかけについての話題に。芝居自体は18歳の時に東京の大学の演劇サークルで始めたという。「関西にいたころからずっと俳優になりたかったから」東京に出てきたと振り返る。「俳優になりたいって思ったきっかけは?」という満島の質問には「この質問聞かれ過ぎてて、逆に久しぶり過ぎて思い出せない」と笑う。
最初の店は「Risaku cafe」。ここでこれからの旅についての作戦会議を行う。鈴木が行きたい神社と満島が見つけた“ちゃぶ台返し”ができる店、どちらに先に行くかで議論が紛糾する中、鈴木が下した決断は「どっちでもいいんじゃないかな」。
「歴史は好きかもしれない」という鈴木は、世界遺産検定1級を持っている。その場所に行くだけでなく「なぜこの場所が世界遺産に選ばれているのかを知るとメチャクチャ面白い」と熱く語る鈴木に、兼近が「パチンコもそうですもんね、そのスペックを知ってなにが熱いのかを知ってから打つと興奮しますもんね」と同意するが、鈴木の返答は「全然ちがう」。
鈴木が学生時代に阪神甲子園球場でビールの売り子のバイトをやっていた話や、関西弁のアクセントについて軽快にトークしながらやってきたのは、創業約40年の「ぼんべる」。ここでたこ焼きをテイクアウトして店の前のベンチに仲良く並んで堪能する。アツアツのたこ焼きを「せ~の!」と1口で食べるという暴挙に出るも特に何も起こらず、おいしいだけ。たこ焼きのあまりのおいしさに満島が「なんで外はしっかり焼かれてるのに中はトロットロなの?」と問いかければ「それがたこ焼きだからだよ」と鈴木が諭す。「これ無限に食えるわ」ということでおかわりまですることに。
次の店に向かう車中では、満島のある発言に対して鈴木が「絶対に言わないでって言ったよね、マジだからね、俺。帰るよ、次言ったら」と詰め寄る事態に。果たして満島はどんなくだらないことを言ったのか。
アポどりの電話で“ワル鈴木”をちょっとだけのぞかせながら3人がやってきたのは「U2 unusual underground」。かなりロックな雰囲気の外観にビビりながら入ってみると、そこは非日常アミューズメント施設だった。3人が挑戦するのは、メシドラ劇場「ちゃぶ台返し」浮気問い詰め編。大満足して3人が店を出ると、そこには見たことのある人影が。
鈴木は「迫田せんせー!!」と叫ぶ。果たしてここで合流してきた人の正体とは。大阪旅の後半は来週に続く。