『旅サラダ』は1993年4月に放送開始。初代総合司会は草野仁が担当。その後、27年半にわたり神田正輝がMCを務め、2024年9月に番組を卒業した。ベテランの勝俣、23年8月から出演する松下に加え、藤木を迎え、新たなスタートを切る。
新しくなったスタジオセットには、過去の旅の思い出の品などが飾られ、神田にちなんだスペースも設けられた。松下は「好きだった登山だったりのジャケットがあったり、“神田さんのお部屋”っていうふうに私は呼んでいる」と紹介し、自身がファミリーに加わった日を「きのうのことのように思い出された」としみじみ。そして「神田さんに追いついていこうと思ってやってきた3年間だったんで、すごくきょうは特別な日になった」と決意をにじませた
還暦を迎えた勝俣は「神田さん、向井(亜紀)さん、(三船)美佳ちゃん、ラッシャー(板前)さんから引き継いで、奈緒ちゃんと僕でやってる期間があって…」と振り返り、松下がピッチャー、自身がキャッチャー、「そこにホームランを打てるDH(藤木)が来た」とにっこり。「で、やっぱり監督は神田正輝。あそこ(神田さんのお部屋)で見守ってくれてるんで。(神田が)『毎週チェックしてる』って言ってましたから、怒られないようにあの楽しくやりたい」と語った。
そして、初回から緊張を感じさせずファミリーになじんだ藤木は、神田の言葉を借りて、メッセージを送った。実際にあってあいさつするタイミングはなかったというが「半年前に神田さんが卒業される時の『旅サラダ』はプロテクト(保存)してある。