高橋の2025年秋冬コレクションのファッションショーに参加するため、今年2月に再びミラノへ。昨秋、本社ライブラリーで貴重なドローイングやテキスタイルに触れ、エトロのヘリテージや伝統を学んだ高橋が今回、ブランドが誇る膨大なアーカイブの一部が収められたファブリックルームを訪れた。
エトロは、世界各地の文化や風土からインスピレーションを得た巧みなファブリックデザインで知られており、 テーマごとに厳選された生地が並ぶファブリックルームは、ブランドの創造の源泉ともいえる場所。
アイコニックなペイズリー柄は、シルクやカシミアなどの贅沢な素材に美しく表現され、そのクラフツマンシップによって、シャツやショールといった洗練されたアイテムへと仕立てられている。厳選されたファブリックを高度な技術で巧みに融合させ、デザインやパターンの美しさを最大限に引き出す…まさに、テキスタイルが生み出すアートとなっている。