同作は、2023年に動画配信サービス「Prime Video」で世界配信された。
海外で亡くなった日本人のご遺体を国内に送還し、あるいは日本で亡くなった外国人を母国に搬送する業務を日々行っている“国際霊柩送還士”という知られざるスペシャリストたちの活躍を描く。米倉扮ふんするシングルマザーの剛腕社長・伊沢那美の会社「エンジェルハース」には、会長役の遠藤憲一や新入社員の松本穂香を中心に、城田優、矢本悠馬、野呂佳代、徳井優など豪華キャスト陣が集結し、ひとクセもふたクセもある社員として奮闘し、時にコミカルなチームワークを見せる。「大切な人を異国の地で失ったご遺族に、きちんとしたお別れをさせてあげたい」という那美の信念の下、亡くなられた人と残された人の間で繰り広げられる、哀しいすれ違いと、さまざまな愛の物語を“涙と笑い”を織り交ぜて描く感動のエンターテインメント&ヒューマンドラマとなっている。
■米倉涼子
死を扱うということは、生を扱うということだろ?――――これは私が演じる那美のセリフです。大切な人が亡くなったことを悲しむご遺族が、その「死」を乗り越えて故人の分まで前向きに「生」を全うするために働きたい!そんな那美の強い覚悟が込められた、ポジティブで国際霊柩送還士らしいセリフだと思います。今回『エンジェルフライト』が土曜ドラマとして放送され、多くの方に観ていただけることがとてもうれしいです。