イベントでは、個性豊かな登場人物にちなみ、自身を「○○俳優」と表現することに。安田は「私はせっかち俳優ですよ」と即答。「も~う、ひどいもんだ。現場に入った瞬間に帰りのことを考える。(仕事が)嫌いなわけじゃないのですが、終わったらすぐに帰るとか、撮っている間に次のシーンを考えたり。常にせかせかしています」と苦笑いを浮かべた。「役者は待つのも仕事だよっていうのはわかるのですが、気づくのが遅かったけど、役者は向いていないかもしれません」と冗談を交えつつ、「気づくのが遅かったので、これからも仕事をしていけたらと思います」と決意を語った。
この日も絶好調だった安田について、初共演の川栄は「やすけんさん(安田)は寡黙な方だと思っていたのですが、本番ギリギリまでしゃべっているんです。面白いこともしてくださるので、笑っちゃう」と撮影の様子を明かした。すると、安田は「たとえば?」とノリノリ。川栄は「始まるってなったときに『川栄さん、おもしろい体操があるんですよ。ストレッチにいいんですよ』って。
今作の舞台は、冷徹ドS部長・犀川真一郎(安田)率いるワケアリ&クセツヨ芸能人たちの巣窟・TOYOプロダクション芸能4部。新人マネージャーで元天才子役の神田川美和(川栄)は、部長の無茶ぶりに翻弄(ほんろう)されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回る。這いつくばっても諦めず、持ち前の洞察力と演技力でダメタレントたちを再生するどん底にいても夢をあきらめない者たちの、人生リベンジコメディーとなる。
千葉は美和の先輩マネージャー・木村三太、吉瀬はやり手だがちょっと圧が強い部長・川島玲子を演じる。