■『笑コラ』が『ルーカスフィルム』に潜入
『笑ってコラえて』の収録直後に駆けつけた武田は、「いやあ、楽しかったです!」と振り返った。それもそのはず、番組では武田が大好きな映画『スター・ウォーズ』シリーズを特集した。
「だって『スター・ウォーズ』を制作している『ルーカスフィルム』に潜入しているわけですからね。この角度で切り取ったテレビ番組は、世界中で『笑コラ』さんだけ。そのくらい画期的な内容でした。この映像を英訳して世界中の方に見てほしいくらい。あ、もしそのプラットフォームがなければ、私が細々とやっているYouTube『武田真治のSHINJI TAKEDA』で勝手にやらせていただきますので関係者の方、ご連絡をお待ちしております(笑)」
『スター・ウォーズ』の存在を知ったのは子どもの頃。テレビCMだったという。
「『アメリカで大ヒット!』みたいな映像を見て、その一瞬で心を掴まれました。
さらに熱いトークは続き、「劇中では、フォースの力を伸ばすためにトレーニングを積むシーンがあるんです。目隠しをした状態で、トレーニングシミュレーターでビームを撃ってもらいそれをかわすっていう。自分もそれをやったらフォースの力を体得できるんじゃないかと思い、当時目隠しをした状態の僕に対し、丸めた靴下を妹に投げさせたりしたのですが、ことごとく僕に命中して。ハラスメントとか、そういう言葉もない時代ですから、妹に向かって『お前は俺のフォースがわかってない』みたいな暴言を吐きまくって、最終的には『俺が避けられるように投げろ』って指示を出していました(笑)」と語った。
過去に同番組内企画「花見ハシゴの旅」に出演した武田に、ほかに出演してみたい企画を尋ねると「それこそ今回の『ルーカスフィルム』のロケには行きたかったですよ!」と言いつつ、複雑な心境を吐露する。
「やっぱり僕が行くべきだったんじゃないかなあ。だって取材に赴いたディレクターさんがC-3POを見て『ああ、あのロボット見たことある』なんて言ってて…。
■所ジョージは「趣味を仕事にしている“粋な大人”の代表格」
札幌出身の武田が、もし「ダーツの旅」で地元が当たったとしたら、これからの時期、どんな形で魅力を伝えたいか。
「爽やかな空気を肌で感じながらリポートをしたいので、バイクや自転車の旅などがおすすめです。あとは食ですね。海鮮はシーズンを問わず、いつ何を食べてもおいしいですし、あとラーメンやジンギスカン、季節の野菜や果物も抜群ですから。本州では夏の前に梅雨という時期がありますが、北海道にはないのでこれからのシーズンは特におすすめです」。
MCの所ジョージとサブMCの佐藤栞里には、どんな印象を抱いているのか。
「所さんは趣味を仕事にしている“粋な大人”の代表格。男性の憧れの的ですよね。おそらくご自身の中で興味が湧いたことがあれば全部行動に移して、それを仕事にされているんだろうなって。人生の楽しみ方を教えてくれる兄貴という感じです。
こう語る武田だが、自身も俳優業以外に、サックス奏者として音楽活動を、また筋トレやバイク、マラソンなど趣味や遊びを仕事につなげている。それについて触れると「そうおっしゃっていただけるとうれしいです」と恐縮した。
「ありがたいことに、僕のなりわいは『WORK』ではなくて『PLAY』なんです。演じることも演奏することも『PLAY』、全部『PLAY』。所さんには足元にも及びませんが、ああいう偉大な先輩がいたからこそ、自分もやりたいことを選択し続けられてきたのかなと思います。これからもブレずにやっていきたいです」。
番組後半は、武田のことをより深く知るべく、自身を語る上で欠かせない要素(方程式)を聞いた。
最後に、フリップに番組の見どころを書いてもらうと、「武士道」という言葉が。
「もう、このひと言に尽きると思います。言葉の意味は番組をご覧になってぜひ確認していただきたいのですが、簡単に言うと黒澤映画が描いた武士道が『スター・ウォーズ』という作品になって世界中に伝わったことがわかるという、涙なくしては見られない感動の物語になっているということですね。その中でも、武士道を掲げてあることを成し遂げた方のインタビューが収録されているのですが、そこが特にグッときました。そこはぜひご覧になっていただきたいです!」。
※インタビューの様子は27日深夜1時25分放送の『ライターズ!』でも見ることができる。