今年の『24時間テレビ』のテーマは「あなたのことを教えて」。
そして、この“想い”に共感し一緒に歩んでくださる方に、チャリTシャツのデザインをお願いしたいと考え、約30年にわたって『名探偵コナン』を描き続け、マンガ界の先頭に立ち、多くの子どもたちに影響を与えてきた青山氏にオファーした。
青山氏が描いたのは『名探偵コナン』のメインキャラクターである“少年探偵団”の5人。「おばけ屋敷のうわさ聞いたよ!」「行ってみましょう!」など話しながら歩く様子が描かれている。
青山氏はチャリTシャツのデザインを引き受けた理由について「24時間テレビは、子どもの頃から見ていた番組。手塚治虫先生のキャラクターが登場するオリジナルアニメを放送していたことが記憶に残っています」と語り、長年の24時間テレビとの意外な関係性を話した。「今年のデザインに込めた思いとは?」という質問に対しては「子どもたちはもちろんですが、大人たちへも含めて伝えたかったのはみんなで話すことで、楽しく世の中を歩んで行けるということです。自分だけで閉じこもっちゃうより、友だちと話しながら歩んで行った方が人生楽しい」というメッセージを込めて今回デザインを描いたと語った。
一方、描かれた少年探偵団の5人の中でコナンだけせりふがないことについては「『名探偵コナン』を描く上で、“子ども向け”にしようという意識はない。
今年の『24時間テレビ』は、上田晋也、羽鳥慎一アナウンサー、水卜麻美アナウンサーが総合司会、浜辺美波がチャリティーパートナーのうちの1人を務め、やす子も出演する。