5人組グループ・嵐の櫻井翔が、5月9日発売の雑誌『Casa BRUTUS』6月号(マガジンハウス)「万博と建築」特集の表紙に登場する。大阪・関西万博を訪れ、建築家・藤本壮介氏の案内で大屋根リングと迎賓館をめぐった。


 4月に開幕した大阪・関西万博は、国内外の著名な建築家たちが多数参加しており、建築の視点でも注目を集めている。同誌では、シグネチャーパビリオンをはじめ、国内外の各パビリオンや共用施設など、会場の建築的魅力を幅広く取り上げている。

 中でも、会場のシンボルであり世界最大の木造建築としてギネス世界記録にも認定された「大屋根リング」、さらに各国からの賓客を迎える迎賓館(非公開施設)に焦点を当て、櫻井が実際にその2つを体験。これらの建築を手がけた藤本氏のガイドのもと、建築の魅力と万博の可能性を感じ取っていった。

 迎賓館では、普段一般公開されていない施設内部を訪問。櫻井は、人生初の万博について「今回まず驚いたのは大屋根リングの大きさ。藤本さんの作品を拝見するのは3件目ですが、スケールと表現の幅の広さに衝撃を覚えました(笑)。リング上から各国のパビリオンが一堂に会した様子を見たときは、思わず感動しました」。

 さらに「分断が激しい今だからこそ、“世界はひとつになれる”というメッセージが強く響く。万博に対してはいろいろな意見がありますが、僕は各国が今どんなことを考え、世界に発信しようとしているのかを見てみたいと思います。ゆうに3日はかかるかもしれませんけどね……」とコメントしている。
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