武田が、現代に思うことをカンペでプレゼンするコーナー企画「教えてサン八!先生」で、この日は「漢字」がテーマ。「昔、こんな番組をやっていましたね。『人という字は、人と人とが支え合って立っています』と、遠い昔、テレビの中学校の先生が、そんなアドリブを言いまして、これがウケたもんでありますから」と、かつての自身の発言を振り返った。
そして「1冊の本にめぐりあいまして、こんなことを書いていました」と切り出すと、漢文学者・白川静が「人という字は支え合っておりません」と指摘していたことを紹介。「『えっ!』とショックを受けて、その方の本を一生懸命読んだんですが」としながら、白川が「従来の漢字解釈を覆して、中国の古代人の生活と意識にまで踏み込んでいた」ことを解説していった。
その上で、最後に「人という字は支え合っておりませんでした」と頭を下げながら締めくくった。