ロックバンド・Hi-STANDARD/NAMBA69の難波章浩が、30日深夜放送のテレビ朝日系バラエティー『ガリベンチャーV』(毎週水曜 深0:15)に出演。1990年代後半から2000年代前半に、テレビに出演しなかった理由を明かした。


 同番組に出演するお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二と親交があり、「ROCKなシェフが日替わりメニューを振る舞うエキサイティングな社員食堂“ROCK本木社員食堂”」に登場した難波。サッカー少年だった難波が音楽に目覚めたきっかけのエピソード、Hi-STANDARDの結成秘話や下積み時代の話、海外ライブの大変さ、小峠との出会いのエピソードなどを披露するなかで、Hi-STANDARDがなぜテレビに出演しない独自路線を貫いたのかという話に。

 難波は、「世の中は『イカ天』(三宅裕司のいかすバンド天国)とか、目立つポイントから売れたんだとすると、ハイスタはそのポイントがなかった」と分析。「その時から生意気で、『人に売ってもらうのが嫌だ』みたいな…」と思いを告白した。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやBLANKEY JET CITYなど、同時期に活躍するバンドもいたが、当時について難波は「接点を持とうと思えばあったんだろうけど、めちゃくちゃライバル視してた」と告白。テレビに出ていた2組に「みんなああなっていくんだ…じゃあ俺らはテレビに出ないで行くぞ!出ないでビッグになってやる!」という思いがあったといい「『テレビに出たやつなんて!』くらいな感じで」と話すと、小峠は「中野の地下芸人と同じ発想ですね(笑)」とツッコみ。「よくその発想で売れましたよ!」と称賛した。

 話が盛り上がりすぎて、なかなか調理が進まないなかで、難波は秘伝のたれを使った『ナンちゃんのイカ焼きそば』を振る舞い、小峠は絶賛。また、難波が地元・新潟で展開しているラーメン店「なみ福」の話にも言及。6月に東京・浅草でオープンする2店舗目にむけて、現在クラウドファンディングを行っていることを明かした。

 なお番組の模様は「TVer」で見逃し配信中。1週間視聴可能となっている。
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