中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶと柳井嵩の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでの道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。
津田健次郎が演じる東海林明は、高知新報の編集局主任。戦後の闇市でのぶ(今田美桜)と出会い、のぶに高知新報の採用試験を受けることを薦める。
鳴海唯が演じる小田琴子は、高知新報にのぶと共に戦後初の女性記者として入社。ふだんはおしとやかだが、酒が入るとじょう舌になる。
倉悠貴が演じる岩清水信司は、高知新報の編集局記者。後に地方紙としては異例の総合雑誌「月刊くじら」の立ち上げメンバーの一員になる。